作者のつぶやき 2000年7月1日〜7月31日 [メインページ] [ハードウェア部門] [BBS]

[GAME BASIC for SEGASATURN 用の BASICプログラム]マークのついているリンクから.Bファイル がダウンロードできます

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2000/07/27 新番組
どうも私はどーでもいいようなことに気が向いてしまうほうで、 ゲーセンに行っても、このゲーム面白い、ではなく、 このプログラムどうなってるんだろー、とか、 この程度ならセガサターンいやMSXでもこうやれば. . . とか考えてしまいます、 というかそれでおなかがいっぱいになってしまい、 ゲーセンでお金使ったこと無いし(^-^; さて、今日はきのうからはじまった某アニメなことを少々。
  • ドラえもんをつくることが目標の大学2回生がつくっているイカ型ロボ
      音声認識・合成はすでに実用化されてるレベルだし、 モノとしてはつくれそうな感じ。いい時代になったもんです。 墨を吐くギミックとか小技をいれてるのは重要ですね
  • ちっちゃいロボ
    • の のーみそ
        既存のCPUだと5〜6桁ぐらい足りないよなぁ
    • の ガワ
    • の 電源
        USBを改造したもの。やはりみんなこれをつかうのね(^^;
    • の 手のひらに赤外線発光部が内蔵されていてテレビのチャンネルをかえたりとか
        これイカす。2脚モノ作るときは採用しよう。
ストーリーのほうはどうでもいいっす(爆)

2000/07/21 CS!=DS!=SS
ワンダーウィッチでは、コードが FlashROM 上、データが SRAM 上、 スタックが内蔵RAM 上 と 物理的にきちっとわかれています。 ということは、変数をどこに置くかで、 あからさまに実行速度が変化することが期待されます。そこで、 1,000,000 回空ループを SRAM、内蔵RAM、レジスタ(は おまけ!)をそれぞれ変数として回してみました。 結果は、

変数 所要時間
SRAM上(static int) 6.58 秒
内蔵RAM上(int) 3.62 秒
レジスタ
最適化によって変数がレジスタに割り当てら
れていることを-Sオプション(Turbo C)で確認
2.30 秒

目に見えて速度がちがいますな(笑)


2000/07/18 サポートサイトオープン
ワンダースワン開発環境・ワンダーウィッチのサポートサイトがオープンしました。 tipsをよんでみると、原因不明で悩んでいたバグが実は仕様だったことが判明。 あの欄は必読です。 ワンダーウィッチは、今日発売のCマガにも特集記事がありますので、 手をだそうかと考えている方はおすすめです。
きのうの所に書いたレベルコンバータですが、 NECのページにありました(PDF)。小売りしているかは不明。 まあ、スワンケーブルを自作する場合には、MAX232でも代用できる気はします。

2000/07/17 ばらしてみました
ワンダースワンでロボットを動かすとき、いちいちレベルコンバータ ICなどを つかうのも面倒なので、どんな仕様になっているかを調べるべく、 ばらしてみました。乾電池一本で動作ながら、ワンダースワン本体から 拡張コネクタには +3.3V がでていて、x3 のレベルコンバータなんて、 あるのね、とおもいつつ、スワンケーブルの出力を見てみると、-9.5Vが(^^; スワンケーブルのコネクタは、いかにも ICが入ってそうな大きさで、 特殊なネジで固定されていましたが、アロンアルファと普通のドライバーで 強引にあけてみました。中身は、案の定レベルコンバータICのみ (NEC D4721 020Pってご存知ですか?>そのスジの方)。 で、解析結果はこちら

2000/07/15 ワンダースワン開発環境が来た!
7月18日発売予定なので、20日くらいに配達されるかなぁ、と思っていた ワンダースワン開発環境が今日届きました。 とりあえず箱をあけてみると、最新ソフトウェアへの 更新のお願いってビラが。某2000みたいだ(違)とおもい、 サポートサイト にいってみると、まだ準備中の模様。
さて、ワンダースワンを買っていなかった(爆)ので急いでお店に行って購入。 さっそくちゃっちゃとインストールしてサンプルソースなんかをいじくったり してみました。とりあえずわかったことは、
  • 初心者お断り(笑)
      メインの開発は DOS上からやらなくてはいけませんし、マニュアルは 170ページくらいで、うち50ページは BIOS の解説。 C言語からの利用は各ヘッダファイルをみてね、という親切仕様。 もちろん、ゲームの作り方みたいなもんはかかれてません。
  • ワンダースワンの CPU 仕様
      80186互換の16 bit CPU。1クロック/1バスサイクル。3.072 MHzで動作。 よくわからんので、1,000,000回ループを まわしてみたところ、2.62秒。 サターンベーシック (こっちはインタプリタだよ)の4倍程度の速さの模様。
  • ワンダースワンの VRAM 仕様
      4色の8x8キャラクタが512個定義でき、これを、2枚のスクリーン& スプライトで使いまわす模様。 作りとしては割とすっきりしていると思います。 まあ、ベタのグラフィックをやるのは厳しいですが。
      スクリーンサイズは 32x32 キャラクタ分で、画面表示エリアは 28x18 キャラクタ。 画面いっぱいの絵なんぞを描くと残りたったの 8キャラクタを スプライトなどに割り当てることになるのね。
サンプルソースを眺めてみると、c.mos というハンドル名がありました。 Vzエディタの開発者の方でしょうか(^^;
#いまもメインで使っています > Vz

2000/07/14 行列と一次変換
ひきつづきゆーくんのお店の掲示板ネタから(ぉ
サターンベーシックには、3Dオブジェクトの透視変換時の行列の要素を 読み出す関数があります。んなもん、どうしろっていうんじゃー、と 無視していたのですが、親オブジェクトにつなげた子オブジェクトの座標を ワールド座標系に直すときに必要なのね。 デフォルトで子オブジェクトのワールド座標がよめるようにしておいても いいような気がしますが、読めるのは透視変換後の値だけ(^^;
そういや、数年前の改定で高校数学のカリキュラムから行列と一次変換の 項目がなくなっちゃいました。 座標変換とか応用範囲が広く、高校数学の醍醐味だと思っていただけにちょっと残念。 かわりに複素平面をやるようになったみたいですが、 ゲームを作るという観点からは、よりつかえない数学になってしまったような(^^;
#どこぞの某サークルじゃ j次会とかやってますけど(笑)

2000/07/11 ひさびさのサターンネタ
ゆーくんのお店の掲示板に出ていたネタから(ぉ
セガサターンの半透明は、2つの絵を 1:1 で混ぜ合わせることしかできず、 この点からいえば性能はスーファミ以下だったり するのです。そんな環境にもかかわらず、強引に1:1以外のブレンド率を する方法はいくつかあって、
  • はじめから半透明っぽいテクスチャを準備しておくやつ(擬似フォグのテスト)
  • 1/2ブレンドを何枚も重ねて、1/2, 1/4, 1/8, ... のブレンド率をつくるやつ(残像のテスト)
  • ハードウェア仕様の穴をつくやつ
#あと、なんか方法ないですかね
こういうテクをみつけるとわくわくします。 もっとも、最近のハードウェアではこんなけったいなことを考えずとも、 処理速度にまかせて強引にできてしまう訳で、 自由度が高い反面、面白味がないなぁと思ってしまうのは私だけかなぁ。
でもきっとワンダースワンは(マシンパワーが非力なので) けったいなことになっているに違いない(ニヤリ
    そういや、ワンダースワンからPHSに接続するキットが発売される(された?)そうで、 これと、ワンダーウィッチと、まさやんのSPXをつかえば、 通信機能付自立型ロボが簡単にできてしまうような気が(^^;
さて、サークルの後輩からキャプチャ機能付きのビデオカードを 安く譲ってもらいました。 でも、カードの入っているPCは共有マシンなので、あんまり使えませんが...

2000/07/07 ぱ研にいってきました
CMOSカメラの資料をみせてもらいに、ぱ研に いってきました。なにげにカードリーダに学生証を通すと、 名前が表示されて、そいつを音声合成で読み上げるシステムが組まれていてびっくり。
さて、まさやんからの事前情報で、カメラから出力される27MHzの16bit パラレルデータを処理しなければならないらしいと聞いて、うぉ、速い、死ぬ、 と思っていたのですが、 モノクロビデオ出力をあきらめれば27MHzのクロックじゃなくてもいいらしいことが判明 (というか、27MHzの発振器なんてここいらじゃ手に入らないって)。 でもクロックを落とすと、露光時間が延びてしまって、やば、ということになったのですが、 開発元らしいページ のPDFを読んでいたら、シャッターのオープン時間が変えられる模様で、 問題解決。SXマイコンあたりでクロックつくってだらだら読むということで できそうという雰囲気になりました(^^;
#といっても、136バイトのRAMで画像処理というのはかなり無茶ですが(笑)
じゃ、そういうことで(^^)と、嬉しくなってぱ研をでたら、 やまもとさんへのカードリーダをもらってくるのを忘れて、 15分後にぱ研に出戻り(^^;
で、回収したやまもとさん向け、例のハコつきケーブルなんですが、 以前買ったものとくらべてケーブルが1本よけいについていました。 これをキーボードの途中につないだら、 無改造で動作・別電源不要(爆)。 まだ残っているらしいので、これからカードリーダ&ハコつきケーブルを買いに行く方は ぜひよく選んで買いましょう。 まあ、PCから切り離した環境でつかう人にはあんまり関係ありませんが(笑)
あと、↓の部分若干修正しました。ご注意下さい。

2000/07/04 きょうのおもちゃ
くま(あに)さんの情報を元に、駅裏の HARD・OFFにいってきました。 一階の中古パソコンなどには目もくれず、二階のジャンク屋へ。
で、件のカードリーダ(日本システム開発株式会社製、PDC-616)を2個ゲット。 まだ、結構数はありました。 ついでに、隣のハコに入っていた、いかにもそれ用っぽい、 あやしげなコネクタのハコがついたケーブルも購入しました。

信号周りはすでにくま(あに)さんによって解析済みなので、 やることは、他のピンの割り当てを調べるだけ。で、カードリーダ側は、

ミニDIN 8PIN
(正面からみた図)
 A×□
 B□□
  □C
A:+5V
×:+9V (注:電源は二系統。A,Xはいずれか一方のみ接続すること)
B:GND
C:RS-232C出力 (9600bps/N81)
ケーブル内部の結線は、
ミニDIN側が、A:白、B:黒、C:赤
D-sub 9pin側が、2:赤、5:青、7:紫、8:緑
でした。そこで、ケーブルについていた箱を取り外し、 以下のように配線(ケーブルの色は異なる可能性あり)

ミニDIN側                D-sub9ピン側

  A(白) ---- (+5V)
  B(黒) ---- (GND) ---- 5番ピン(青)
  C(赤) --------------- 2番ピン(赤)
                     
                     +-- 7番ピン(紫)
                     |
                     +-- 8番ピン(緑)
 *ケーブルにはXに対応する配線がなされていません
こんだけで、めでたく読めました v(^^)
いや〜よくできてます。このカードリーダ。
2個とも完動品でした。これはもう買うしかないでしょう(笑)

2000/07/02 やりたいことがいっぱい
サターンベーシック 近日キャプチャ機能つきビデオカード導入につき、画面写真いっぱい載せたかったり
電脳勇者ボンテンダー 完成度を高めるべくいまからちょこちょこいじりたかったり
シリアルバス これ用デバイスもいっぱい作りたかったり
ポケステ やはりこのハードウェアは魅力的だったり
ワンダースワン これでもロボットを動かしてみたかったり
C-MOSカメラ SXマイコンで並列画像処理をやってみたかったり

その他秘密で動いている企画などなど
ハードウェア参入につきますます発散気味ですなー(笑)
お互いリンクしてるっちゃしてるんですが。


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