ボーレート変換回路

■ ボーレート変換回路

2003/11/16 更新

ワンダースワンで 38400/ 9600 bps, N81 以外のフォーマットで通信するための回路です。 300～9600 bps, パリティの有無などの設定をすることができます。
回路はスワンケーブルに外付けするため、ワンダースワン等の改造は必要ありません。また、秋月電子通商の ＰＩＣ１６Ｆ８４Ａマイコンモジュールキット(別途 PIC16F84にプログラムをかきこむ必要があります) を採用しているため、シンプルな回路構成となっています。
製作は各自の責任でおこなってください。何らかのトラブルを生じても当方は責任を持ちません。
本回路では、DSUB-9メス側をワンダースワンのスワンケーブル（RS-232C互換, 内部はストレート結線）に接続することを想定しています。スワンとPCとの間で通信を行う場合には、クロスケーブルをDSUB-9オス側に接続してください。
本回路は、ワンダースワン以外のRS-232Cポートを持つ機器のボーレート変換用にも使用することができます。

SW5 データ長
on 7 bit
off 8 bit

SW4 ストップビット
on 1 bit
off 2 bit

SW2	SW1	SW0	ボーレート
on	on	on	300 bps
on	on	off	600 bps
on	off	on	1200 bps
on	off	off	2400 bps
off	on	on	4800 bps
off	on	off	9600 bps
off	off	on	14400 bps(*1)
off	off	off	19200 bps(*1)

SW3 は常に on。
但し、SW3 ～ SW0 をすべて
off とした場合は 2400 bps
(*1)クロックアップ版のみ

回路図
(キットを使わない場合はこちら)
DSUB-9メス側(9600bps固定)：スワンケーブル（＋ストレートケーブル）を接続
DSUB-9オス側(300bps～)：他の機器を接続(PCと通信する場合には要クロスケーブル)