秋月ファンクラブ掲示板 過去ログ

TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/20 (Fri) 18:00

「ZigBeeでリモコン」の発展スレッドです。

2ポートの送信機(子機)とそれを受けて外部スイッチ2個をON/OFFする親機のペ
アを作ります。

また、TWE-Liteはデジタル入出力をそれぞれ4ポート備えているので、4本すべて
を送受する実験もします。

その後、出力の大きいTWE-Strongを使って到達距離を伸ばすことを試みます。(こ
れは別なスレッドを立てることになるかも知れません。)

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/20 (Fri) 18:04

スイッチ2個をON/OFFするリモコン送信機(子機)です。
親機からのアンサーバックを受けて動作を確認するLEDも付けています。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/20 (Fri) 18:12

子機からの信号を受けて外部機器のスイッチ(小電流)二つをON/OFFする「親機」
です。外部機器から5Vをもらって3.3Vにしたものを電源としています。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/20 (Fri) 18:22

すっきりしましたね。
明日以降で構いませんが、実験レポートもお願いします。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/20 (Fri) 18:26

入出力それぞれ4本を送受する汎用(何に使うってわけでもない用)機です。
2台ペアで作ると実験ができるのですか、とりあえず上掲「親機」に3番4番のス
イッチとモニタ用LEDを追加して実験相手にと考えています。

本機は、LED点灯だけでは実験にしかならないので、何かの役にたてばとフォトリ
レーで出力をとりだすようにしています。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/20 (Fri) 18:32

例によって猪突猛進なものですから、とりあえず回路図どおり配線図どおり作るの
に追われています。このスタイルはなかなか改められません。ブレッドボードで実
験しながらというプロセスがよいのはもっともなのですが・・・。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/21 (Sat) 05:54

元スレ> DO端子の電流駆動能力は4mA程度しかないので、
元スレ> 最近の高輝度LEDは1mAも流せば充分明るく光ります。

親機は電源に余裕があるので気にいなくていいと思っていました。出力端子の電流
も抑えなければならないのですね。
子機や汎用機にも同じものをと思って、「2.0V10mA」のLEDを買ってきましたが、
定格どおり10mM程度流さないと明るく光りません。たいがいが20mAな中で10mAのも
のを選んだのですが。
高輝度となっていて20mAのものなら、もっと小電流でもそれなりのな明るさになる
ということでしょうか。高輝度のものは発光が赤や緑でも樹脂が無色透明なのでイ
ンジケータにはどうかなと思ったのですが、今日そっちを買ってきてみます。


Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/21 (Sat) 07:38

樹脂が赤色のものは高輝度ではないものが多いです。高輝度LEDのほうがTWEの負担
が少なくなるので高輝度のほうがいいです。

フォトカプラ(TLP-621)の特性確認を残していたのでさきほど測定しました(添
付図)。

どれくらいの電流でONするのかはっきりしなかったので測定してみました(?入出
力特性)。出力のプルアップ抵抗R2を大きくするほど、小さいフォトカプラ電流
(IF)でONになります。

R2=10kΩにすると、IF>0.5mAでONになり、R2=1kΩなら2mA以上でONになりまし
た。データシートに書かれた推奨電流(16mA)よりはずいぶん小さい電流でONにな
ります。個体バラツキや温度依存も考えると、実測値より大きめの電流が流れるよ
うにR1を決めるといいと思います。

応答速度はR2が大きいほど悪くなります。R2=10kΩでの出力の立上り時間(ONから
OFFに遷移する時間)は110μsでした。MOSフォトリレーはフォトカプラより応答が
遅いそうなので、速い信号を送る場合は応答速度を見ておいたほうがいいと思いま
す。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/21 (Sat) 08:07

R2は外部装置「ローテータコントローラ」のスイッチなので抵抗値不明です。実際
にスイッチ部に流れる電流を測定すればいいのでしょうが。
妥当なところとして5mA流すとしてR1を420Ωでどうでしょう
(3.3-1.2)/0.005=420
このフォトカプラ内LEDの電圧1.2Vは、データシートのどこを読めばよいでしょ
う。汎用機ではTLP222を使うので、そこに入れる抵抗値を決めるにはこの値が必要
なのですよね、

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/21 (Sat) 08:44

ローテータコントローラのスイッチを押すとLEDが点灯するように、スイッチと並
列にLEDがついていたと思います。したがってスイッチを押すとスイッチの接点に
LED電流+αが流れるはずです。スイッチの接点とLEDとの間の配線を切って、そこ
に電流計を入れて、スイッチを押したときにどれくらいの電流が流れるか測定して
みるといいと思います。たぶん数mAくらいだと思います。

さきほどの特性評価結果
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1403304131.jpg
の入出力特性の中で、R2=1kΩとした実験では、フォトカプラがONになったとき、
R2には(3.3V-ON時の出力電圧)/1kΩ=(3.3V-0.3V)/1kΩ~3mAの電流が流れている
ことになります。

したがって、ローテータのスイッチを押したときに3mAくらいの電流が流れるので
あれば、これと同等の電流がフォトカプラの出力に流れれば良いので、フォトカプ
ラの入力電流(IF)を3mAくらいにしておけばいいと思います。

IF=3mAとするには
R1(Ω)=(3.3V-1.2V)/3mA=700Ω(E6系列の抵抗なら680Ω)
とします。

ローテータのスイッチを押したときに5mAくらいの電流が流れるのであれば、
darumaさんの計算通り
R1(Ω)=(3.3V-1.2V)/5mA=420Ω(E6系列の抵抗なら470Ω)
でいいです。

R1に470Ωをつけて動かしてみて、ローテータコントローラがちゃんと動作すれ
ば、結果オーライでいいのではないでしょうか。

フォトカプラ(MOSリレー)をローテータコントローラにつなぐときは、R2は不要
です。フォトカプラの出力を直接、コントローラのスイッチに接続すればいいで
す。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/21 (Sat) 08:58

TLP222の特性は評価していないのでよく分かりません。トリガ電流(3mA)も調べ
てみましたがよく分かりません。

データシート
http://www.chinaeds.com/zl/laoli%5CToshiba%5C%E6%97%A5%E6%96%87%5CT%5CTL%5
CTLP%5CTLP222A.pdf
を見ると、推奨順電流(IF)は5mAから25mAと、これまたザルになっています。

>TLP621と同じ1.2Vと考えていい
上のデータシートを見ると、IF=10mAのとき1V~1.3V(典型値は1.15V)となってい
ます。この電圧は、IFの大きさによってあまり変化しないので、1.2Vとして計算し
ていいです。

1.2VとすればR1=680ΩでIF=3mAくらいになるので、680Ωで実験してみて、動かな
ければ、470Ω(IF=4.5mA)、330Ω(IF=6.4mA)と変えてみてください。


Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/21 (Sat) 09:08

> スイッチの接点とLEDとの間の配線を切って、そこに電流計を入れて、
ということですね。
> R1に470Ωをつけて動かしてみて、ローテータコントローラが> ちゃんと
動作すれば、結果オーライでいいのではないでしょうか
そうします。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/06/21 (Sat) 11:26

毎度お邪魔しま~す。

親機ですが、TWEのポートに動作表示用のLEDとフォトカプラが並列に繋がっていま
す。
この為、どうしても両方の素子に電流を配分しなければなりません。
以下の幾つかの回避策は検討不可でしょうか?

1.動作表示用のLEDはテスト時のみなので、ジャンパピンでフォトカプラとLEDの
排他利用であれば電流はそれぞれの分だけとなります。
つまり、テストモード時はLEDは点灯するが、フォトカプラは駆動しないのでそも
そも出力は無し。
動作モードに切替えるとフォトカプラが駆動されるが、LEDは不点灯。
2.フォトカプラのVFは赤外LEDの為低いので、フォトカプラとLEDを直列接続とし
て62-68Ω程度の抵抗で駆動。(電源3.3Vとして、LED2V、フォトカプラのVFを1.1V
と仮定)
3.フォトカプラを贅沢に2組にして、直列使用。片方をLEDドライバとして使用。
この場合、入出力は絶縁されているから電源は三端子の一次側を使用。(だったら
トランジスタでドライバ組んだ方がスマート?)

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/21 (Sat) 11:49

テストモードと動作モードですか。こった作りですね。確かにこれらのLEDはケー
スから外に見せるわけでもなく、実用が始まってしまえば見えないところでひっそ
りと光るだけですからね。用の無いときは切っておくのがスマートですね。すでに
配線にとりかかっていますが、ちょっとの変更で入れられるようなら入れます。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/21 (Sat) 12:12

テストモード/動作モードの切り替えですが、電源をどちらに入れるか切り替える
だけでいいのですよね。トランジスタのコレクタからフォトカプラの2pin4pinに
行っている線はつないだままでいいのですよね。
それならちょっとの変更で行けます。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/21 (Sat) 19:34

親機です。
LEDは赤色高輝度を買ってきました。
2.0V20mAsとスペックは昨日のと変わりませんが、680Ωを入れて1.9mAでそこそこ
明るく光っています。480Ωや1kΩでも明るいところでの目視ほとんど同じでし
た。

回路図は揚げませんが、テストモード/動作モードの切り替えを小さなスライドス
イッチですることにしました。回路図はひとまわり小さい基板を使うように描いて
いたのですが、実作は子機と共通サイズの基板にしていたので楽に載りました。
3.3Vを抵抗を経てフォトカプラのほうに向けるかLED(抵抗経由)に向けるか切り
替えています。2SB1815のコレクタからフォトカプラへの線はそのまま繋ぎっきり
です。
実験用の3番4番LED(680Ω入れてDOへ)と押しボタンも付けました。LEDを1列
に並べることもできたのですが並び順が3,4,1,2では変だし押しボタンも4,3,フォ
トカプラに行く2,1の並びでちぐはぐですから、苦肉の策で3番4番は縦に並べま
した。押しボタンは極小で押しにくいですが、実験用なのでよしということで。

実は回路図を描かずに空いているところへ置いて行ったので、裏に空中配線が1本
入ってしまいました。

LEDは首を浮かせず基板密着でつけましたが、ほんとうはよろしくないんですよ
ね。3mmφのほうが控えめでよかったかな。ちょっとでかいです。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/21 (Sat) 20:22

今日の12:12以降、darumaさんからの返答が6時間あまりなかっので、てっきり難儀
している(うまく動作していない)のかと思ってましたが、まだ完成していなかっ
たのですね。

写真を良く見ると、三端子レギュレータの用地は確保してありますが(ダイオード
とコンデンサが実装されている)、主役の三端子レギュレータがまだのようです。

あせらずゆっくり進めてください。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/21 (Sat) 20:56

子機と親機を並行して作っています。今回は図面段階に時間がかかって、工作自体はさほど盛りだくさんではないのにまだ完成には至りません。あしたにはなんとか動作チェックまでいきたいと思っています。
チップLED残ってるのですが、普通の基板のおもてに付けるのは工作がやっかいかなと敬遠しました。工夫すればなんとかなりましたね。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/21 (Sat) 21:07

片面基板だと、チップLEDをおもて面に付けるのは面倒ですね。Φ5mmの砲弾型LED
がすでに実装されているのでそのまま続行してください。明日の動作報告レポート
を楽しみにします。

子機のスイッチを押すと、親機経由でアンサーバックのLEDが光るのは、見た目は
単純なことですが、無線経由だと思うと何だか楽しいです。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/06/21 (Sat) 23:01

darumaさんは相変わらず飛ばしてますねぇ…

組み立て中の写真を見て気になったことが2点。

1.TWEのピンソケットの実装が曲がっているように見えます。
TWEに負担をかけない為にも、TWE又は同等の基板にピンヘッダを取り付けた物をガ
イドにしてユニバーサル基板に差し込んだ状態で半田付けを行って下さい。
現在の状態でも差込は可能な筈ですが、不要な力が必要になり、一部のソケットに
斜め方向の力が常時かかる事になりますからいけません。

2.ジャンパピンですが、TWEギリギリで実装可能ですか?
1列開けないでも大丈夫でしょうか?


画像の部品配置で裏面空中配線1本で済みましたか?
私はこの仕様の物を作るつもりは無かったのですが、何となくHC02裏の空中配線が
気になり逆さ向きに取り付ける事で回避できる事を確認しました。(添付画像)
一応当初の実態図
(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1403255579.jpg)
とTWEの配置を同じにする縛りと、出来るだけ錫メッキ線の一筆書きで書けるよう
なパターンレイアウトに拘ってレイアウトしました。
オプションのスイッチやLEDが無いので、かなりゆとりはありますが、ジャンパ3本
は残り、空中配線は無しです。
LEDは出力端子の両側に配置してイメージしやすい物にしてみました。
TWE周囲は取り外し時にこじる事を考慮して積層セラミックの部分を除いて周囲の
一マス分の空地を設けました。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/22 (Sun) 00:23

> TWE又は同等の基板にピンヘッダを取り付けた物をガイドにしてユニバーサル基板に差し込んだ状態で半田付けを

こうすればきれいにできるかなと考えてしたのがまさにその方法でした。定石だったんですね。
1枚目はTWEの足につけて、大事なRWEを使わなくてもいいんだと気がついて2枚目は28ピンDIP用のソケット(使おうかと思って買っておいたもの)を使いました。
ですから、一応まっすぐ並んでついてます。若干ずれているのはひっくり返してハンダづけなどしているうちに力がかかったのでしょう。最終的にペンチで傾きを直す程度で落ち着くはずです。

親/子切替のジャンパピンはすれすれセーフです。私のしょうもない性分で、なんでもぎりぎりきちきちにしてしまい余裕とか遊びとかいうのがないのです。いけませんね。ケースと基板もきちきちです。

> 裏面空中配線1本で済みましたか?
74HC02裏のは当初より悔しながら織り込み済みで、そのほかに1本生じてしまいました。3番4番用LEDの追加を現物で検討していて、HC02の2pinから4.7kΩを引き忘れているのに気づかずつけてしまい、あとになってそれに気づいて空中配線です。
ジャンパは図面にある3か所と、もうひとつこれも現物合わせで追加した3番4番用押しボタンのGND側を引くのにめげました。
もう作業が進んでいて、立ち返って配線図練り直しをする元気はなかったのでこれでよしとしました。

>HC02裏の空中配線が気になり逆さ向きに
なるほど。DIP ICは同じ向きにしなきゃいけないと決め込んでいました。

> 取り外し時にこじる事を考慮して
あ、これは私も考えました。で、テストモード/動作モード切り替えスイッチは離しています。

もう1枚、子機のほうもゴールが見えてきました。(動くかどうかは別として)
こちらはジャンパも空中配線も無しです。
パネル取り付けはしないこだわりでスイッチとLEDが顔をのぞかせるようにサブ基板で高床式にしています。スペーサをビス留めする余地が無いのでヘッダピンを立てて上下ともハンダです。ピンは柱の役目とともにサブ基板への配線も担っています。
?

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/22 (Sun) 09:09

サブ基板を作り直すので、今度は反省して図面を描きました。
思わぬ手間取りでなかなか動作チェックまでいきません。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/22 (Sun) 10:32

スイッチ部を分離するのですか。
スイッチ横の抵抗の位置が違うように思えます。LEDのアノード側に入れるのでは
ないでしょうか。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/22 (Sun) 12:21

あ、間違えました。

スイッチ部はパネルに顔出す高さかせぎの高床式です。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/22 (Sun) 17:45

スルーホール基板は、表と裏がランドでつながっているので、裸のジャンパー線を
不用意に置くと、表と裏がショートするので要注意ですね。子機にはジャンパー線
はないようですが。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/22 (Sun) 21:59

子機の動作チェックをしました。

TWE Liteのソケットの出力端子(5pinと8pinの2箇所)を1pin(GND)に ----- ○

DCコンバータの出力に3.3V来ていることも確認 ------ ○

スイッチ(CWまたはCCW)を押すと、設定時間だけ両方のLEDが点灯 ----- ○

1度電源を切り、・・・(GND)に接続していた配線を外す。 ----- ○

(4) TWE Liteの電源端子(28pin)の電圧が3.3Vになっていることを確認 -----

電源投入後はスイッチを押してもアンサーバックのLEDは点灯しない(親機が動い
ていないので) ----- ○

TWE Liteの電源端子(28pin)の電圧が3.3Vになっていることを確認 ----- ○

いずれも電圧が出るのは自動OFFになるまえですよね。

OKです !!

今日はサブ基板の工作に手間取りました。するホール基板がタカチの小さなブラ
ケース専用のものでネジ穴部にパタンがありませんでしたから、LEDは底を避けて
寄り目になりました。
TWEにピンを立てたのと同様にピンを立て、ソケットで取り付けました。

本日はここまで。次は親機の動作チェックです。


Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/06/23 (Mon) 12:06

daruma さん

高床式は私も良くやります。
主に安定度を高める為と、高さを稼ぐ目的なので、以下のようなパーツを使用して
います。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-03077/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00167/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-02959/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-02960/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-02961/

取付時には、予め全体を借り組みした状態で半田付けします。
特に最下段の基板は、ユニバーサルを数枚重ねてソケットなどが密着するようにし
て作業します。
私はこのような工作をする時はスルホールタイプの基板を好んで使用するので、少
量の半田を流すと、固定されるので好都合です。
後の配線作業時に動く事もありません。
(間違えた場合の部品交換は大変です)
片面基板を使用する場合はピン数を多く取ったり、X-Y方向両方へコネクタを配置
したりする事で、荷重を分散させます。
(片面タイプはランドの強度が無いので、ちょっとの力で剥離を起こします)

スルホールタイプの基板でのジャンパは確かに工夫が必要ですが、私が良く使用す
る方法は、斜め一マスのジャンパで、表裏を重ねるとXになる状態です。
最も効率良く他に影響を与える事無く裸線でジャンパ出来る為に多用しています。
どうにも高密度になって対応出来ない時はカプトンテープですね。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/23 (Mon) 15:14

これ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00167/
は引き出し線をつけるときにソケット挿しにしたり直接ハンダ付けしたりでよく使いますが、表からではなくハンダ面からとりつけるとランドの接着だけが便りで強度は無いですね。
今回当初は、これを部品面から挿して下に長く出し、(片面基板で表からハンダできないので)表は黒いプラがついた上からハンダで釘の頭状にして抜け止め、これを1階の基板に立ててハンダ付けしようかと思ったのですが、直しの必要が生じたときに厄介なのでボツ。
次にスルーホール基板を使うことにして、
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01382/
を裏から挿して表からハンダ付け。このピンは中央部が太いので抜ける心配はありませんよね。
で、1階基板に丸ピンソケット付けて受けるオーソドックスな方式にしたのですが、ソケットのプラとピンのプラとで高さが高くなりすぎ。
結局、細いピンのこれ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-04397/
を立てて黒いプラを取り除きをこれを丸ピンソケットでで受けることに落ち着きました。これだとプラが二弾重ねにならないので程よい高さです。
結果的に、PWEを取り付けるのと同じやりかたになりました。当初高床を片面基板でなんとかしようとしたので遠回りになりました。

> カプトンテープ
しらべてみました。ハンダごてで融けない粘着テープなんですね。これで絶縁するわけですか。なるほど。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/23 (Mon) 18:05

darumaさんは、今回は慎重ですね。
TWEを壊してしまうとショックが大きいです。

カプトンテープはこちらでも使っています。表面実装部品をハンダ付けするとき、
部品を仮固定するのに使っています。セロテープだと耐熱性がなく、粘着剤がベト
ベトになってしまいますが、カプトンテープだとそういうことが起きません。

ジャンパー線の下にカプトンテープを敷くという使い方もあるのですね。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/23 (Mon) 20:25

親機のチェックもできました。

結果。オーケーです。追加した3番4番のLEDは、TWEを挿さないときのチェッ
クで両方点灯すればよいのですよね。

子機と親機とのチェック
成功です。
が、ひとつ問題が。
子機でSw1を押すと親機のLED2が点灯し子機へのアンサーバックも2が点灯します。
子機でSw2を押すと親機のLED1が点灯し子機へのアンサーバックも1が点灯します。
どこかで1番と2番を取り違えているのですね。
今日はここまでにして、晩酌していないときに落ち着いて点検します。

1番を使ってるのがCCW(反時計回り)
2番を使っているのがCW(時計回り)
ですよねえ。どこで間違えたかな。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/06/23 (Mon) 22:32

いやいや、この回路図の段階でどうやら親機側が入れ子になっているようです。
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1402481413.jpg

CW/CCWの表示を頼りに確認するとトランジスタ辺りから先(つまりHC02の部分で)
が違っているようです。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/24 (Tue) 04:56

失礼しました。親機の回路図に間違いがありました。

子機の配線がここ
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1403400769.jpg
と同じなら、入出力は対応しているので、間違っているのは親機のほうです。

親機の回路図
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1402481413.jpg
を見ると、DO1とDO2の記述が逆でした。子機の配線通りだと、CCWがONのとき親機
のDO1はLレベルですが、回路図ではそうなっていません。

TWEの5pinと8pinにつながっている配線を互いに逆にするか、あるいは、トランジ
スタのベースにつながっている配線を互いに逆にすると直るはずです。74HC02の回
路は、CWもCCWも同じなので、74HC02の入力側か出力側のどちらかを入れ替えれば
CWとCCWは逆になります。

motomuraさんの回路といいこの回路といい、充分確認しないまま回路図や配線図を
描くとこうなってしまいます。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/24 (Tue) 12:59

> TWEの5pinと8pinにつながっている配線を互いに逆にする
こうですね。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/24 (Tue) 17:01

>こうですね
そうです。意外に簡単にできましたね。LEDの発光が逆になるだけなのでちゃんと
動作するでしょう。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/24 (Tue) 19:24

変更しました。1は1、2は2になりました。
リレー出力もチェックしました。スライドスイッチをリレー側にして動作モード、
ここの1番2番も上の変更に伴って8pin側がSw2CCW、6pin側がSw1CWになるのです
ね。
OKです。

派遣娘に「急がないからいつでもいいよ」と下手に出たら、まだ届きません。三端
子レギュレータを付ければ完成です。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/25 (Wed) 03:46

正常動作しましたか。
親機は3.3Vで動かしていたわけですね。

まだ届かない三端子レギュレータ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03421/
ですが、これはあまり大きな電流を流せないので、LEDを何個も点灯させるときは
注意してください。以前、表示用LEDを追加したために、三端子レギュレータの発
熱が大きくなって問題になったことがあったのを思い出しました。

データシートを見ると、3本足パッケージのものは、最大出力電流が150mA、許容損
失(最大発熱量)が300mWとあるので、電流の総和が100mA以内となるようにしてく
ださい。


Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/25 (Wed) 07:40

早起きですか。夜ふかしですか。

> 親機は3.3Vで動かしていたわけですね。
そうです。高級電源装置から供給です。

> 電流の総和が100mA以内となるように
わかりました。100mAにまで行くことはないと思います。
今晩はローテータコントローラに繋いでみる実験、
その後、フォトリレーTLP222に何mA流せばよいか実験してみようと思います。ブ
レッドボードを使うといいんですが、足にクリップで留めての実験です。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/25 (Wed) 17:19

>早起きですか。夜ふかしですか
夜更かしではないですが、早起きでもないです。その時間に起きて、お返事を書い
て、また寝ました。

>高級電源装置から供給
以前のdarumaさんのシャックの写真で、強力そうな電源が写ってましたが、あれは
何でしょうか。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/25 (Wed) 20:04

>高級電源装置から供給
先日作った可変電源装置のことです。
シャックの写真に写っていたというのは、無線機が乗った棚の上の真っ黒いのです
か。
あれは、無線機用の市販電源です。高級でもなんでもないmade in Chinaです。

親機をローテータコントローラに繋いで子機から動くのを確認しました。
電源装置から親機に入れている3.3Vは、待機時19mA、ボタンを押したとき22mAで
す。フォトカプラの出力側(コントローラのスイッチ)に流れる電流は、少し配線
を整理してからとまだ測定していません。
いまは、コントローラの基板からUSB5Vを取りだすピンを立てようとしているとこ
ろです。)

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/25 (Wed) 21:59

フォトカプラの出力に流れる電流を測定してみました。デジタルテスターにはDCmA
が無いので、針式テスターのDC25mAレンジで、ONのとき針1本程度振れます。1mA
以下ということですが、そんなものでしょうか。抵抗は470Ωを入れています。
フォトカプラ出力のコモン側をローテータのスイッチ/LEDのGNDに、出力+をテス
ター経由でスイッチ/LEDの+側に入れています。これで間違ってないですよね。

フォトカプラ出力側にコントローラのスイッチ/LEDを繋ぐ際、正負を入れ替えると
流れません。これはそれでよいのですよね。フォトカプラの出力側は極性があると
いうことで。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/06/25 (Wed) 22:50

ざっくり計算で、470Ω時に5mA程度の電流が流れる事になります。
この電流であれば1mA未満の負荷は難なくコントロール出来そうに感じますが、場
合によってはフォトリレーの222を試すと言う手もあります。
こちらは5mAあれば確実にONします。
ピンコンパチで負荷側の極性が無くなるだけです。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/25 (Wed) 23:04

そうですね。ソケットにしてあるし、取り替えて試してみます。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/26 (Thu) 02:40

またこんな時間に返答しています。

>正負を入れ替えると流れません
TLP621のならそうなります。TLP222なら、hiroさんがおっしゃる通り、正負を入れ
替えても流れるはずです。

TLP621のほうですが、フォトカプラがONになったとき、フォトカプラ出力+とコモ
ン間の電圧はどれくらいになっていますか?この電圧が1V以上あると、コントロー
ラがONにならないかもしれません(コントローラ側の回路がどうなっているかによ
りますが)。1V以上あるときは、フォトカプラの470Ωを330Ωや220Ωしてみると
ON電圧が下がるはずです。

TLP222のほうなら470Ωのままでも、出力+とコモン間の電圧は低いかもしれませ
ん。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/26 (Thu) 19:02

> フォトカプラがONになったとき、フォトカプラ出力+とコモン間の電圧はどれ
くらいになっていますか?
電位差はありません。0Vです。デジタルテスターで測定しています。
この間のON時の抵抗値は10kΩです。

この状態はおかしいですか。
ローテータコントローラにつながない状態での実験でいいんですよね。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/26 (Thu) 19:12

TLP222に替えてみました。
出力コモン-+間の電位差はありません。ON時の抵抗値は35Ωです。
コントローラに繋いで動作させてみたときの電流はやはり針1本と微小です。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/26 (Thu) 21:59

TLP222に3.3Vをかけ電流制限抵抗を変えてみました。

テスターの導通「ピー」で実験
・3kΩで1mA流れてピー。これより大きい抵抗だとピーならない
抵抗値を下げて、電流と出力側抵抗値を見ました。
・3kΩ  1mA  38.8Ω
・1kΩ  3mA  34.5Ω
・680Ω  4mA  34.4Ω
・470Ω  5mA  34.4Ω
・300Ω  8mA  34.4Ω

680Ωで4mAから抵抗値を小さくして電流を増やしても出力側の抵抗値は34.4Ωで変
わりません。これがこのフォトリレーのON時の抵抗値ということでしょうか。リ
レーなんだからもっと抵抗値小さく導通するのかなと思っていました。1kΩ以上に
して出力側抵抗値かせ上がりはじめると、「ちゃんとONにはなっていない」状態な
のかな。
そういうことで、電流制限抵抗は680Ω、少し余裕をみて510Ωか470Ωとすればよ
いでしょうか。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/27 (Fri) 02:31

秋月で売っているTLP222には2種類あって、ON抵抗は
TLP222A-2が2Ω http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07672/
TLP222G-2が35Ω http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07360/
なので、darumaさんのはG-2のほうでしょうか。だとしたら妥当なON抵抗だと思い
ます。

フォトカプラがONになったときの+出力とコモン間の電圧は、コントローラにつな
いだ状態(フォトカプラの出力に電流を流した状態)で測定してください。フォト
カプラの出力に流れる電流が大きいほどその電圧が上がるので、実際に流れている
電流でどれくらいの電圧になっているか知りたいからです。

TLP621のON抵抗が10kΩというのはおかしいです。TLP621がONになったときは、+出
力からコモンの方向にしか電流が流れないので、テスターで抵抗を測定するとき、
テスターのリード線の+電圧側を+出力につないでください(テスターによっては
黒色のリード線が+電圧側になっているものがあります)。

TLP222の抵抗を変えた実験結果を見ると、1kΩくらいでいいと思います。3kΩだと
ON抵抗が少し上がってきているので、3kΩとすると、周囲温度の変化や経時変化で
ON抵抗が悪化するかもしれないので、マージンを取って1kΩとするのが安全です。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/27 (Fri) 08:10

> 秋月で売っているTLP222には2種類あって、
そうです。G-のほうです。どこが違うのか気にしないまま、hiroさんご提示のもの
にしました。

> コントローラにつないだ状態で測定してください。
今晩あらためて調べます。

> デジタルテスタの抵抗レンジに於ける測定電圧が不明
テスタに入っているのはLR44が2個です。これがそのまま抵抗測定時の電圧?


> TLP621のON抵抗が10kΩというのはおかしいです。
極性があると知っていながら、テスター当てるとき無頓着でした。これも再度調べ
ます。

> 3kΩとすると、周囲温度の変化や経時変化でON抵抗が悪化するかもしれない
ので、マージンを取って1kΩ
1kΩで行きます。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/27 (Fri) 18:26

汎用機でも別にヘビィな使い方は想定していませんから、これで大丈夫だと思いま
す。

スペックを見てパーツを選ぶということにはまだまだ未熟で、紹介されたものをそ
のとおりにというところです。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/27 (Fri) 18:30

今日、午後から会社をサボって秋月に行き、TLP222A-2(ON抵抗の低いほう)を買ってきました。これは陳列棚にはなくて、店員に出してもらう類の商品でした。

こちらにはローテータコントローラがないので実機試験はできませんが、今後使うことがあるかもしれないのでストックしておきます。明日特性評価してみます。

>LR44が2個が抵抗測定時の電圧?
テスターの抵抗測定は、リード線に一定電流を流したときの電圧を測定しているので、3Vを加えているわけではないです(1Ωの抵抗に3V加えると3Aの電流が流れてしまいます)。

定電流源の最大電圧は3V程度だと思いますが、抵抗レンジによって流す電流は違います。2MΩレンジでは1μA、200kΩでは10μA、20kΩでは100μA、2kΩ以下では1mAという感じだと思います。オートレンジで抵抗を測定する場合は、最初1μAを流して、測定電圧が0.2V未満のときは電流を10μAに上げて電圧を測定、というのを続けて低い抵抗レンジに切り替えているはずです。ボタン電池は大きな電流を流せないし、電池の消耗もあるので、1mAを超える電流は流していないと思います。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/27 (Fri) 20:10

> テスターの抵抗測定は、リード線に一定電流を流したときの電圧を測定しているので、3Vを加えているわけではないです
なるほど確かに。こういうことがちゃんとわかっていない素人です。

TLP621のON抵抗を改めて測ってみました。
10kΩあったのはやはり逆方向で、順方向では359Ωでした。それでもこれだけあるのです。動作はするのですが、TLP222の35Ωとはずいぶん違います。ここは安定動作を期待してTLP222にしておいたほうかいいでしょうか。

コントローラにつないだ状態で出力コモンと+間の電位差を見ようとしました。ところが、テスター(DC10Vレンジ)を繋ぐとコントローラがONになりっぱなしになります。このときテスターは2Vくらいを指しています。あわてて外しました。TLP222に替えても同様です。テスターは片方のスイッチにだけいれたのですが、そのせいでしょうか。そっちにたくさん流れたからとか。
使ったのはアナログテスターです。

なんだか不可思議な状況ですが、動いているからよしとしたい気持ちです。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/28 (Sat) 12:05

汎用機にとりかかって、上に揚げた配線図が縦1列減らすまえのバージョンだった
と気がつきました。ここに再掲はしませんが、上のほうの
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1403907099.jpg
は差し替えてあります。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/28 (Sat) 14:57

>テスターを繋ぐとコントローラがONになりっぱなし
アナログテスターは内部抵抗が低いとはいえ、10kΩ以上はあるはずなのでスイッチがONになることはないと思いますが。

darumaさんがお使いのTLP-222GではないほうのTLP-222Aの特性を測定してみました。

TLP621と違って、負荷抵抗によってON電流(フォトカプラ電流)が大きく変わることはなく、1mAくらい流しておけば確実にONになるようです。またOFFからONに変わるまでのフォトカプラ電流の変化がかなり小さいです。

応答速度はやはり遅くて、入力周波数が20Hz以上では応答しませんでした(写真は10Hzで撮ったもの)。TWE自身の応答速度が50msくらいあるので実用上は問題ないです。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/28 (Sat) 15:14

>>テスターを繋ぐとコントローラがONになりっぱなし
コントローラが壊れるんじゃないかとあわてて切りましたが、もしかするとどこか繋ぎ間違えていたのかもしれません。

TLP222Aをチョイスするのが正解だったということですかね。
1回路のは直付けなので取り替えてみるわけにも行きません。
まだ付けていませんが、手元にある222Gで行くより222Aを手配したほうがいいでしょうか。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/28 (Sat) 18:38

222Gで動作するのであればそれで問題ないと思います。

データシートを見ると、222Gは出力の耐圧(OFFときに出力端子間にかけられる最
大電圧)が350Vと高いので、AC100VのON/OFFもできるようです。ただしON抵抗が35
Ωと大きいので大きな電流は流せません(最大120mA)。10W未満の消費電力の機器
に限られます。

TLP222Aのほうは、出力の耐圧が60Vなので、DC機器のON/OFF用途のようです。最大
電流が500mAと比較的大きな電流を流せるので、例の白色LEDモジュール
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04356/
のLED電流をON/OFFできます。ただし応答速度が遅いので、PWM変調で調光するよう
な使いかたは難しいと思います(10Hzだとチラついてしまう)。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/28 (Sat) 20:07

ケースに入れました。親機はアンテナが出ているだけで無愛想です。
三端子レギュレータが明日届くので、それを付けたらできあがりです。ローテータ
コントローラからは、スイッチ二つど5V電源をminiDINコネクタで引きました。

文字入れがまだです、ブラケースなのでインレタをおさえるクリア塗装を吹くわけ
にもいかず。どうしようかなと思っています。透明フィルムにプリントしたものを
貼ってさらに上から透明フィルムで保護するのが妥当かなと思っています。

汎用機は222Gわ使うことにして、明日完成の予定です。

さて、このあとはいよいよ本命の『TWE-Strongによるコールボタン』です。のちほ
ど別スレッドを立てます。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/06/28 (Sat) 22:36

すっかり完成ですね。
プラケースの文字入れは最近は横着してもっぱらテプラです。
レタリングの時は、上から透明のテープを貼ったり、アルミでも良くやるのですがケースサイズのアクリル板を上から貼り付けたりします。
手の平サイズの小さな物の場合、透明テープも梱包用の透明ガムテープを使ったりもします。

そうそう、アンテナはやはり垂直に立てなければ感度が悪いのでしょうか?
プラケースなら、中に折りたたんで入れられると最近の携帯やスマホみたいにスッキリしそうですが…
(怪しさは半減ですが、ね)

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/28 (Sat) 23:21

アンテナは垂直に立てた周囲が良くて先端の上と真下はだめです。一般的なホイッ
プアンテナの指向性ですね。
なかに入れたい向きには、
ここにあるType-PCB
http://tocos-wireless.com/jp/products/TWE-Lite-DIP/selection.html
の基板にパタンを描いたタイプもありますが、ホイップよりは劣るそうです。


Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/29 (Sun) 04:54

マッチ棒は折れやすいようなので、保護カバーをつけたほうがいいかもしれません。床に落としたりしたら一大事です。

TWEを使ってラジコンを動かしているサイト
http://blog.goo.ne.jp/toko0131/e/1e76967babbb431c82aa74bffde43f53
では筆ペンのキャップを利用していますが、ちょっと心もとない感じです。不恰好ですが透明なアクリルの箱を被せれば強度的に問題ないのではないでしょうか。

電波の強いTWE Strong
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-07907/
はそんなに高価ではないようですが、親子ともStrongにしないと意味がないので、2個だとちょっと躊躇します。コネクタが特殊です。

こちらでは遠距離は必要ないので、子機をソーラー充電としてベランダにでも置いて、温湿度や日射量を親機に間欠送信するようにしてみたいです。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/29 (Sun) 08:49

> マッチ棒は折れやすいようなので、保護カバーをつけたほうが
それが心配です。ケースの開口部はアンテナ線の太さぎりぎりにして赤い帽子を
いったん外して通しています。ケース内で、DIPへのハンダ付け部から数mm離れて
ケース穴ですから、アンテナ線に曲げの力がかかってもケースを出たあたりでク
ニャッと曲がり接合部には無理はかからないようにしてはいますが。
例によって軽薄短小にこだわりましたのでこんな形にしましたが、アンテナを含め
樹脂製の箱に収めることにすれば、
http://tocos-wireless.com/jp/products/Antennae/omuni.html
にあるケース内貼りつけタイプのアンテナを使う手もありました。

> 電波の強いTWE Strong
> http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-07907/
新スレッドを立てましたので、そちらでよろしくお願いいたします。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/29 (Sun) 09:20

darumaさんが購入した完成品のほうは、コネクタ付きなので、外付けアンテナは付
けられるのではなかったですか。コネクタ付だとマッチ棒は付けられないはずなの
で勘違いかもしれません。

AMラジオの送信アンテナのように、マッチ棒の先端からステーを張って固定する方
式だと、横方向の力には強いですが、上から押されたときにマッチ棒が座屈しそう
です。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/29 (Sun) 09:30

私が購入したのはinara1さんと同じマッチ棒アンテナをハンダ付けするものです。
これだと外部アンテナはつけられません。ここがコネクタになっているものと
「ケース内貼りつけアンテナ」または「Strongの実験」で採用した短いロッドアン
テナという組み合わせにしようか迷いました。

ステーですか。なるほど、そのためにはアンテナ自体が堅いものでなければなりま
せんね。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/29 (Sun) 10:20

ラジオ送信所のアンテナステーは、高さ方向に何本も張ってあるので座屈しにくく
なっているのですね。
これ
http://www.bekkoame.ne.jp/~tume/ebetsu_ik.html
はNHKラジオ札幌第一の送信アンテナです。

上のサイト
http://www.bekkoame.ne.jp/~tume/ts011.html
はアンテナ写真ばかり集めているものですが、世の中いろいろな人がいるもので
す。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/29 (Sun) 10:45

> 高さ方向に何本も張ってあるので座屈しにくくなっている
なるほど。単にたくさん張れば頑丈ではないのですね。

はNHKラジオ札幌第一の送信アンテナです。
そばを通ったことがあります。「札幌」とは言っても隣の江別市郊外にあるのです
よね。そのあたりに、「町村農場」
http://machimura.jp/
というのがあります。ヨーグルトやチーズを販売しています。

アンテナ写真コレクションですか。いろいろな人がいるものですね。またinara1さ
ん、守備範囲が広いですね。
ところで、bekkoameですか。いまでもあるのですね。インターネット民間開放元年
のころにいちはやくできたところです。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/29 (Sun) 15:09

とんだヘマをしていました。(解決)
待っていた三端子レギュレータが届いたので親機に実装。
動きません。三端子レギュレータから4.7Vほど出ています。
親機は動かなかったり誤動作したり。
へんだへんだと調べたら、三端子レギュレータのところのダイオードが逆でした。
直したらOK。TWEが壊れなくてホッ。

上のほうの回路図も直してあります。
とんだお恥ずかしいヘマでした。

外に出て試してみました。あやしいおじさんに思われても変なので遠くへは行きま
せん(それは暗くなってから)が、隣の家まで行っても届きました。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/29 (Sun) 17:45

いけませんね。

実物の写真
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1403346866.jpg
も、hiroさんの配線図
http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1403359310.jpg
も、ダイオードの向きが逆ですね。私も気づきませんでした。

配線を変えるとか、何か変更を加えるときは、TWEをソケットから抜いたほうがい
いですね。

>隣の家まで行っても届きました
そんなに飛びますか。怪しいおじさんがリモコン持ってウロウロする姿が浮かんで
きました。


こちらのTWE Liteのアナログ入出力の特性を調べてみました。子機のAI1の電圧を
変えたとき、親機のPWM1に出てくるPWM信号のduty比を測定しました。添付図がそ
の結果です。

PWM信号の周波数は、買ったままのファームウェアの設定では1kHzになっているの
で、duty比=パルス幅/1msになります。

アナログ入力の電圧範囲は0.1Vから1.5Vのようです。リニアリティーもまあまあで
す。入力電圧のノイズのためか、親機から出力されるPWM信号のパルス幅にジッタ
(パルス幅のデジタル的なゆらぎ)が時々発生していました。

上限はもっと広いかと思いましたが、これでアナログ信号の伝送もできることが分
かりました。

中級の「インタラクティブモード」
http://tocos-wireless.com/jp/products/TWE-Lite-DIP/TWE-Lite-DIP-step3-inte
ractive.html
で設定を変更できれば、PWMの周波数を変えられるので、オーディオ信号(20Hz~
20kHz)の伝送も可能ですが、まだそこまでの技量に到達していません。




Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/29 (Sun) 18:25

> こちらのTWE Liteのアナログ入出力の特性を調べてみました。
アナログ入出力もおもしろいことができそうですね。
センサ出力の回収くらいしか思いつきませんが。だいぶ前に勤務していたところ
で、気象要素(っていったかな、風向風速気温香水・・)のデータをコンピュータ
に引いてくる機器をいれたことがあります。そのときは、センサ群を設置した屋上
から1階までケーブルを延ばしておおごとでした。

PWMとはアナログ値をパルス幅に変調するのだと言葉でだけは知っています。LEDの
明るさ調節もPWMwでする方式もあるんでしたね。パルスに置き換えることで疑似的
なアナログなのでしょうか。それとも、アナログ値に復調するのだからあくまでも
アナログなのでしょうか。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/29 (Sun) 19:07

アナログ信号を4ch同時に送受信できるので、気温、湿度、照度、気圧など、個人
アメダスのようなことができそうです。

TWE-Liteの内部には10bitのADコンバータが入っていて(TWE-Strongは12bit)、そ
れで変換されたデジタル信号を無線で送った後、受信側でPWM信号に変換して出力
しています。電圧分解能がADコンバータのbit数で決まるという意味ではデジタル
ですね。

TWE-LiteのAD変換の分解能は10bit(0~1023)なので、電圧分解能は
1.4V/1024=0.0014V=1.4mVくらいになります。最大表示が1.999のデジタルテスター
は12bit相当の分解能なので、それより若干劣りますが、個人アメダス用のパラ
メータなら10bitもあれば充分です。

PWM信号をアナログ信号に変換する最も簡単な方法は、コンデンサと抵抗で平均化
するという方法です。PWM信号のduty比と、PWM信号の平均値は比例しているので、
平均値に変換すれば、元のアナログ信号を復元できます。

LEDの調光をPWMで行うときは、コンデンサと抵抗で平均値を出しているのでなく、
PWM信号の波形通りのパターンでLEDがON/OFFさせています。しかし、人間の目は速
い点滅には応答できず、明るさの時間平均値の明るさだけしか感じないので、人間
の目が平均値回路になっています。

TWEのAD変換の仕様はここに出ています。
http://tocos-wireless.com/jp/tech/Hardware_guide/QA_ADC.html

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/29 (Sun) 19:36

AD変換のことはわかりました。

> PWM信号をアナログ信号に変換する最も簡単な方法は
このあたりのことはよくわかりません。
LEDをPWMで聴講するのは、パルスで高速点滅て明るさが減ったように見せている
と、そう言えばまえに教わりました。PWMのひねり応用みたいなものでしょうか。

「汎用機」が形になって、これから点検です。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/29 (Sun) 20:08

4入出力がすべて生きているので、以前「5pinと8pin」となっていたところを「5,
8,9,13pin」と読み替えました。

【子機だけの動作チェック】
(1) TWE Liteを乗せない状態で、TWE Liteのソケットの出力端子(5pinと8pinの2
箇所)を1pin(GND)※1pinは結線していないので14pinに、適当な配線材で接続す
る。
(2) その状態で電源(3V)を入れる。DCコンバータとタイマが正常動作していれ
ば、スイッチ(CWまたはCCW)を押すと、設定時間だけ両方のLEDが点灯する。
スイッチをなにも押さなくても、電源を入れると4つのLEDが点きます。この回路
には「タイマ」がないので、これで正常でしょうか。どのボタンも押してないのに
点くのは変ですか?


Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/06/29 (Sun) 21:09

子機を持って外へ出ました。2軒隣へ行くとだめです。そのあたりへ行くと、ボタ
ンを離してもアンサーバックが点きっぱなしになったり反応しなくなったりしま
す。これが、「通信が途絶えるとONならONのまま」ということでしょうかね。そこ
からもう少し離れると音信不通になります。
両隣が到達圏と、まあ妥当なところでした。

さあ、Strongのほうはどうでしょう。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/06/30 (Mon) 11:18

ダイオードの向きではお騒がせ致しました。
そもそも、論理が入れ替わったままなので一度取り下げておきますね。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/06/30 (Mon) 17:19

>この回路には「タイマ」がないので、これで正常でしょうか
正常です。TWEを挿さない状態で、TWEの5,8,9,12pin(13pinではない)を全て1pinに接続するということは、LEDのカソードをすべて電源GNDにつないでいることになるので、スイッチを押さなくてもLEDはすべて点灯します。このテストは、LEDの点灯回路の配線が正しいかをチェックするものです。TWEを挿してもLEDが点灯しない場合、TWEが悪いのか配線が悪いのか分からないので、TWE以外は問題ないということをこの段階でチェックしています。

LEDが4個とも点灯したら以下のチェックを行ってください。
(1) 電源を入れたままでTWEの28pinの電源端子電圧が3.3Vになっているかチェック(これをやっていれば
ダイオード向きが逆だったことは分かったのですね)
(2) OKなら一旦電源を切り、TWEを挿して、子機の電源を入れ、さらに親機の電源も入れる
(3) 子機のスイッチを操作して、スイッチに対応したLEDが点灯するのを確認


ところで、通信が途絶えると、途絶える前の状態を保持するようになっているので、途絶える直前にLEDが点灯していれば点灯したまま、消灯していれば消灯したままになります。しかしこれでは親機側の現在の状態が分かりません。例えば、子機側でスイッチをOFFにした後にアンサーバック信号が返ってこなくて、LEDが点灯した状態で止まってしまったとします。この場合、親機は子機からOFFの信号を受け取った後、スイッチをOFFにし、子機にアンサーバックする段階で通信が途絶えたのかもしれません(その場合は親機はOFFの状
態を保持する)。あるいは、親機は子機からOFFの情報を受け取る前に通信が途絶えたのかもしれません(その場合は親機はONの状態を保持する)。どちらの場合も、子機はアンサーバックLEDが点灯した状態で止まってしまいます。

ローテータコントローラにはリミッタが入っているためモータが回りっぱなることはありませんが、通信が途絶えたことを子機に伝える方法があるといいかもしれません。原理的に、途絶えた後では「途絶えたこと」を送れないので、途絶える前に、親機側から、例えば一定周期で信号を送り続け、それを子機が受信できなくなったら途絶えたとみなして、子機側で表示させるというのはどうでしょうか。

具体的には、親機のアナログ入力(AI1)に周波数1Hz程度の矩形波を加えると、子機のPWM1にはPWM変調された1kHzの矩形波が出てきますが、その矩形波をローパスフィルタで平均化して、1Hzの矩形波を復元し、その矩形波が3秒以上来なかったら通信が途絶えたとみなし、子機側の「通信遮断表示用LED」を点灯させます。通信が途絶えたとき、アナログ入力も信号が出たままになるので、何らかの変化を与えてあげないと、通信が途絶えたことを検出できないために、1Hzの矩形波を与えます。通信が途絶えたことを送るのはデジタル入力を使ってもいいのですが、デジタル入力は汎用性を持たせて4ポートとも温存しておきたかったのでアナログ入力を使うことにしました。

親機がONのままで止まってしまった場合を想定して、逆に、子機からも一定周期の信号を親機に送っておいて(アナログポートで送る)、親機側でそれが3秒以上受信できなくなったらスイッチを自動的にOFFにするという機能を入れておくと、ローテータコントローラのリミッタが動作することはなくなります。子機側で通信が途絶えたことを示すLEDが点灯すれば、親機のほうは自動的にスイッチをOFFすることになるので安心できるのではないでしょうか。

TWEをプログラミングできれば、1秒間隔のパルスを発生させるのは容易だと思いますが、私自身まだそこまでスキルがないので、外付けのハードウェアで発振回路と受信回路(パルスの立上りと立下りで点灯させる)を作ってみることにします。

1Hzの矩形波はLMC555という有名なタイマIC(8pin DIP)を1個使い、3秒以上パルスが来なくなったことを検出するのは子機のタイマで使った4538を使います。子機でタイマ(4538)を使っているのなら、4538の半分しか使っていないので、使っていない残り半分をこの機能に使えます。

子機のほうの部品はこれだけですが、親機のほうは、3秒以上パルスが来なくなったときに出力の4ポート全ての出力をOFFにするために、LMC555と4538の他に、74HC02を1個使います。トランジスタは2SC1815が4個になります(2SA1015はやめます)。最後がトランジスタなので、LEDもリレーも直接駆動できます(アンサーバック信号もトランジスタのコレクタから出します)。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/07/01 (Tue) 07:05

> TWEの28pinの電源端子電圧が3.3Vになっているかチェック
これをやって、4.7V近くかかっているのでアレと。すぐにはダイオード逆に気がつ
かず、3端子レギュレータが壊れたかとか悩みました。

通信途絶対策。手が込んで至れり尽くせりですね。
ローテータリモコン2号機ってことになりそうかな・・・。「コールボタン」には
ぜひ。

4538も555もHC02も2SC1815もパーツ入れにあります。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/07/01 (Tue) 18:05

通信が途絶えたことを表示する機能を入れた汎用機の回路図(親子)です。

これはまだ動作確認していません。通信が確立していることを検出するために、親
機と子機のアナログ入力AI1を使っていますが、他のポート(SCLなど)を使っても
できるかもしれません。

子機の4個のスイッチのどれかを押すと、親機側の対応するトランジスタがONにな
るので、トランジスタのコレクタと電源(3.3V)間にリレーやブザーを取り付ける
と、子機から遠隔操作できます。

トランジスタのコレクタから、アンサーバック信号をデジタル入力(DI1~DI4)に
戻しているので、トランジスタに接続するリレーやブザーの電源は3.3Vから取る必
要があります。3.3Vを超える電源電圧の機器を制御ことも可能ですが、ドライバ回
路を付け足す必要があります(100mA以下の電流であれば2SA1015を付け足すだ
け)。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/07/01 (Tue) 20:00

inara1さんから凄い機能の提案が出ましたね!
確かに現在通信が確立しているか否かを知ることが出来るのはとても大切だと思い
ます。
また、TWEの弱点でもある直前の状態をホールドしてしまうと言う問題も、この提
案で見事に解決できます。

ただ一点気になったのは、子機のボタンが離されて暫くたつとスリープと言うか
シャットダウンになると思います。
この時、同様に1Hzのハートビートが途絶えるので、親機としては子機の正常停止
か通信異常かの判別がつかないまま通信遮断表示が点灯してしまいます。
このあたりの解決策があると尚良いかと思います。
また、表示として見た場合、接続が確立している状態でLED点灯と言うのがパソコ
ン系のネットワーク機器での常になっています。
別にあわせる必要は全くありませんが、イーサネットのLINKランプのようなイメー
ジの方が親しみやすいかなと思いました。

さらにさらに思いついたのは、子機に発信機を設けずに、親機からの1Hzを再送信
出来れば、少しだけ節電?なるかな~とぼんやり考えましたが如何でしょう?

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/07/01 (Tue) 23:01

難しくも興味深い話になってきましたね。
泊まりがけ出張に来ています。明日帰ると翌日はやすみです。
今晩はスマホで読み書きするほかなにもでかさません。

Re: TWE-Liteの実験 - NULL

2014/07/02 (Wed) 01:09

説明書ではスイッチを押すことでデジタル入力を検出できるみたいですが、代わり
にマイコンやロジックICなど入れる場合にはどうしたら良いですか。
inara1さんの回路図だと1815を用いているようですが、用いずに行う方法はないで
すか。twe-liteでプルアップの切り替えができるといいのですが。。。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/07/02 (Wed) 05:03

「ハートビート」というのですか。
親機のハートビートを戻す方法でもいいですね。LMC555の消費電流は100uAくらい
と小さいですが、スペースは減ります。LMC555を使ったのは外形が小さいからです
(デジタルICのインバータを使うと14pinになる)。SOPパッケージのものを使えば
もっと小さくなりますが今回はDIPにしています。

>接続が確立している状態でLED点灯
そうですね。子機がタイマでシャットダウンしたときにLEDが消灯してしまうの
で、「LED消灯=通信遮断」に統一すべきです。

子機が離れて通信遮断した場合も、シャットダウンして通信遮断した場合も、親機
をコントロールできないという意味では同じなので特に区別しなくてもいいと思い
ましたが、区別するとしたら、どうすればいいのでしょうか。シャットダウンの直
前に違うハートビート(2Hzにするとか)を送るか、別の入力ポートでハートビー
ト2を送るという方法が考えられます。

TWEにロジック信号を入れるときはマイコン等の出力をそのままつないで構わない
と思います。ロジックレベルは3.3Vに合わせる必要がありますが。TWEのデジタル
入力はオープンでも問題ないので内部でプルアップされていると思います。

通信遮断表示機能付きの回路では、DIPロータリースイッチでモードを切り替える
ようにしていますが、実際は固定して使うと思うので、ロータリースイッチはなく
てもいいです(スペースも減る)。親にも子にも中継機にもなるようにすると、信
号線の分離など複雑になるので、入出力は汎用でも、モードは固定にしたほうがい
いかもしれません。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/07/02 (Wed) 11:51

相変わらず早いですね。

自分で言い出しておいてなんですが、LINK表示としてハートビートを検出したら点
灯、無くなったら消灯であれば、子機の電源OFFを認識する必要はなくなります
ね。
子機側も、親機を認識すると点灯になりますから、簡易な動作表示としても使用で
きます。

「ハートビート」はネットワーク用語としてなら比較的一般的ですが、こういった
ハードウェアではウォッチドッグパルス等の方が一般的かなとも思ったのですが、
無線部分の監視に特化しているのであえて「ハートビート」を使ってみました。

> 親機の出力ですが、やはりフォトカプラなどにして絶縁したほうがいい
そうですね。
汎用性を考えるのならフォトリレーも有りです。
現在の汎用機は外部入力を持たない押しボタン式ですから、高速応答の必要性も感
じられません。
極性を考えなくて良いのは汎用性という面では有利です。


検討に加えていただきたいのは複数あるアナログ入力を利用しての子機増設と親機
での識別表示機能です。
子機側はジャンパスイッチかDIP-SWでも良いと思います。
これは、例のコールボタンに応用できます。
システムの制約でデジタル入出力が共通になってはしまいますが、そもそもコール
ボタンは1ポートあれば事足りますからそのままでも4台までの増設が出来ます。
ただ、ハートビートを同時に起動した子機が送信すると混信必須だと思うのです。
また、混信せずとも1台とリンクしているのか複数台とリンクしているのかも読み
取れません。
この辺りの対応ができると大変便利になりそうです。

そうそう、ハートビートの1Hzですが、0.5とかにされては如何でしょうか?検出時
間を2秒に縮めても今より高精度に検出できそうです。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/07/02 (Wed) 17:42

5時は通常の時間です(6時過ぎに家を出ます)。

通信中にLEDが点灯するように変更し、ハートビート信号を親機に戻すようにした
回路を添付します。モード切替はロータリースイッチはやめて固定にしました。

>子機の電源OFFを認識する必要はなくなります
子機からの信号が来ない点では同じですね。では電源OFFの検出はなしにします
(回路は考えましたが4538をもう1個追加することになるのでどうしようかと思っ
ていました)。

親機側で通信遮断が分かったからといって対策は取れないので、必ずしも表示する
必要はないのですが、モータ等の暴走防止のためには検出できたほうがいいです
(汎用機なので)。親機側に人がいれば表示させるほうが親切です。一方、子機側
で通信遮断が分かれば、親機に近づくなどの対策が取れるので表示は必要になりま
す。

>複数あるアナログ入力を利用しての子機増設と親機での識別表示機能
TWEは入力が変化したときだけ送信する仕様なので、温度のような変化に乏しい信
号や、ノイズによって常時微妙に変化している信号を入れたときに、シャットダウ
ンをどうするかという問題があったので、汎用機ではアナログポートにはあえて手
を付けませんでした。しかしバッテリの消耗を気にしないのなら、シャットダウン
機能をつけないでデータを垂れ流しにすればいいです。その場合、ハートビート信
号は他のポートで送ればいいでしょう。TWEの説明書によると、親機も子機も、使
わないアナログ入力は電源にプルアップすることとが書かれています。プルアップ
すれば変換コードは不変(Vrefを超えているので)なので、アナログデータは送信
されませんが、プルアップしないとノイズによって値が常に変動するので、常時送
信されることになるからでしょう(多くのデータを送ると通信速度が遅くなるので
しょうか)。

アナログ入力も0.1V未満と1.5V以上の2値にすればデジタル入力として使えます
(アナログ出力はPWM信号なので復調が必要ですが)。アナログ入力の4ポートを
4bitに見立てれば16個の子機が識別可能です。親機から特定の子機を呼び出すのに
このアナログポートを使い、子機側では自分のアドレスと一致したときだけブザー
鳴らし、アドレス付のアンサーバック信号を親機に返信するという使い方もできま
す。

しかし問題があります。アナログ入力も変化がないと送信されないので、子機側で
は変化しないアドレスをどうやって送るかです。1つの方法は4bitを全て論理反転
するというものです。反転すれば送信されるので、親機で受信したときに、その
4bitを再度反転させれば子機のアドレスが復元できます。親機側から特定の子機を
呼び出すときもその方法にすればいいと思います。子機側のアドレスはDIPスイッ
チなどで設定すればいいでしょう。しかし、その方法だと、反転した4bitを元に戻
したときにまた送信されてしまうという問題があります。アドレスを下位3bitとし
て、4bit目が1のときだけ有効とするなどの方法も考えられますが、これについて
はもう少し考えてみます。

>ハートビートの1Hzですが、0.5とかにされては如何でしょうか?
ハートビートは実は1.4Hzです。3秒待つというのも適当に決めたものです。0.5Hz
に変更するのはもちろん可能です。

>ハートビートを同時に起動した子機が送信する
子機が複数あるとやっかいですね。子機が同時送信したらどうなるのでしょうか。
複数のデータがパケットとして送られているのであれば、アドレス付きで送れば区
別できると思いますが、他の子機はその間待たされるのでしょうか。darumaさんは
3台(親と子と汎用)持っていなかったでしょうか。Strongで手一杯でしょうか。

アドレス指定型のほうは「遠くへ届くコールボタン」に近いので、今後はStrongの
ほうに投稿します。darumaさんは2スレ同時進行だけすでに大変そうなので、3スレ
にするわけにもいかないです。

【補足】
前に実験したときに分かったのですが、TWE-Liteは親子間の遅延時間が50msくらい
あって、しかもその遅延時間が一定していないので、ある程度正確なタイミングが
必要なデータのやり取りには向いていません。遅延が遅く、かつ一定でないのはこ

(http://tocos-wireless.com/jp/products/TWE-Lite-DIP/TWE-Lite-DIP-step3-in
teractive.html)の「短い遅延で(低レイテンシ)でDI変化を検出、送信するオプ
ション」の説明によると
・ボタンを使用する場合のチャタリングの影響を最小化するため、20ms以上同じ値
が続いた場合に送信している
・無線パケットの送信で衝突を避けるために送信開始をランダムに遅延させている
からのようですが、人間が介在する動作では問題ないです。TWE-LiteにはI2Cや
UARTシリアルのポートがあるので、それを使えば多くの情報を送れますが、前に述
べた理由により、今回はハードウェアだけでやることにします。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/07/02 (Wed) 18:52

そうですね、ソフトで対応するなら正直なんでも出来ますから、今回もハードウェアで出来るところまでやってみると良いかもしれません。

『複数あるアナログ入力を利用しての子機増設と親機での識別表示機能』
此方は私の説明が不足であったと反省しております。
デフォルトのTWEファームウェアで、4chのアナログ伝送に対応していますから、
親機からのハートビート送信はPWM1で受信することは固定として、子機1はAI1からハートビートを返信。
子機2であればAI2から返信とすれば、とりあえず4台の子機まで対応できます。
親機側は4つの検出回路が必要になるので複雑化しますが、基本は同一回路3組なので、必要な分だけ作る人がそれにあわせるだけで良いと思います。
子機は現在の回路のまま、何処にハートビートを返すかだけなので、大きく変更する必要はなくなります。

まあ、4bit分ありますからバイナリ風に、
CH1 : AI1
CH2 : AI2
CH3 : AI1,AI2
CH4 : AI3



のようにすれば、15chを現在のアナログ入力だけで且つ親機の識別回路だけで実現できるようにはなります。
勿論そうなると子機からのデジタル入力をどう処理するかと言う問題にもなるので、先ずは一番簡単な部分から対応したら面白いかな?と。

ハートビートの周波数ですが、TWEの伝送性能等も考慮するとかなり遅いほうが良いとは思います。
ただ電源ON時の遅延や、電波を使用しているが故の輻輳時の遅延などが想定されますので、正常時であっても、1~2クロック分の取りこぼしは想定内になると思います。
そうなると、仮に1Hzで3sec検出ですと1sec(1c/s)しかゆとりが無いと言う理屈になります。
0.5Hzで2Sec検出であれば、1sec(2c/s)のゆとりとなり、検出までのスピードも速まります。
勿論その理屈であれば、0.1Hzで云々と言う考え方も当然生まれますが、電源ON直後の遅延問題もありますから、やはりゆとりを持つとこの位がバランスが取れるかな?と。
あくまで机上の空論ですが…


参考いただける部分があれば幸いです。

Re: TWE-Liteの実験 - inara1

2014/07/03 (Thu) 06:00

ハートビートの返信はアナログポートの番号にしたほうが簡単ですね。まずはそれ
でやってみましょう。といっても、こちらには親子一対しかないので、同時返信の
実験はできません。子機をもう1台くらいなら購入しても構いません。

アドレス付きの子機はバッテリ駆動ではないので自動シャットダウンはつけないこ
とにします。このスレの最初の子機は、シャットダウンの後、デジタル入力のス
イッチを押すと電源が入るようになっているのですが、起動時間が1秒くらいかか
るようで、1発目のスイッチ操作は信号として送信されず、2度押しする必要があり
ます。その点が気に入らないのですが、シャットダウンなしだとそういうことも起
こりません。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/07/03 (Thu) 08:58

泊りがけ勤務から昨夕帰ってきました。疲れてパタンキューでした。ビールも2缶
めを残してしまうという情けなさ。
そのかわり本日は休みです。

話がすっかり盛り上がっていますね。私としては固唾を飲んで追いかけるだけ。

> darumaさんは3台(親と子と汎用)持っていなかったでしょうか。Strongで手
一杯でしょうか。

現在手元には、TWE-LiteDIPが3台(2ポート通信の親機/子機、4ポート通信の汎
用機)と、TWE-Strongが2台(1ポート通信のコールボタン親機/子機)です。
汎用機は「何に使うってわけでもない用」ですから、今後何かの任務に特化して
いっても構いません。LiteDIPだと追加も手を出しやすいですが、場合によっては
Strongの追加も考えます。

この週末は、とりあえずStrongがどの程度到達するかを週明けに現場で確かめられ
るよう、実験機2台を作ります。
作成済みの「子機」を実験の子機としてStrong1台を中継器役にもまわせるように
準備します。




Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/07/03 (Thu) 09:33

TWEを挿さない状態でのチェックでとどめていた汎用機にTWEを挿して動作させてみ
ました。
完動です。
親機に追加してあった3番4番も汎用機と送受できます。汎用のリレー出力も正し
くON/OFFされます。

ただ、3台同時に動作させて1番2番をやり取りすると、点滅状態が起こります。
これはアンサーバックが親子両方から発せられる(汎用機はアンサーバック送受の
機能を持たない)からですね。
さて、これでStrongの方に専念できます。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/07/03 (Thu) 09:54

汎用機の外観です。トグルスイッチの穴が楕円なのはご愛嬌。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/07/03 (Thu) 12:03

少し気になった事が一点。
元々複数子機とのマルチポイント通信に対応しては居るものの、その論理はどう
なっているのでしょうか?
TOCOSのページを読んでもどうなっているのかさっぱりわかりません。(読解力が
無いのかそもそも見ているところが違うのか…)

と言うのも、
> 3台同時に動作させて1番2番をやり取りすると、点滅状態が起こります。
この点なんですが、無線通信路をワイアードORとして見立てていると勝手に思い込
んでいたのですが、もしかして違うのかな?と。
そうなると先で提案したアナログポートでも同じ問題が発生するので、子機複数と
親機の通信関係をもう少し確認してから進めないと駄目かなと。

もし可能であれば、darumaさんのテスト環境(LiteDIP3台)でデジタルポート3,4
の通信状態を確認いただければ幸いです。

1.親から複数子機への伝達確認
親から送信した信号が、2台の子機で同時に受信されるか?(子機間の若干のタイ
ムラグは想定範囲内)

2.何れかの子機から親機と他の子機への伝達確認
仮に子機1を送信元とした場合、その信号を親機ともう一台の子機で受信できる
か?(親子間の若干のタイムラグは想定範囲内)

3.2台の子機からの同時若しくは時間差送信に於ける親機での受信状況
2台の子機から同時または時間差で同一デジタルポートを変化させた場合での親機
での受信状況はどうなるか?
※恐らくこれが鍵になりそうな気がします。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/07/03 (Thu) 14:39

> 親から送信した信号が、2台の子機で同時に受信されるか?
問題なく譜代の子機で受信できます。

> 仮に子機1を送信元とした場合、その信号を親機ともう一台の子機で受信で
きるか?
子機1からの信号は親機で受信できますが、子機2では受信されません。子機間の
通信はなりたたないからだと思います。

> 2台の子機から同時または時間差で同一デジタルポートを変化させた場合での
親機での受信状況はどうなるか?
親機と子機は受信したそのポートで直ちにアンサーバックを返すようになっいま
す。汎用機にはその機能を備えていません。

重ならないタイミングで本来の子機(1)から送信した場合、親機も子機として動
作している汎用機(2)もLEDが点きます。
(1)にとっては自分へのアンサーバックで点くので「押したから点いた」ように
見えます。(2)にとっては、親機から送信があったから点いたことになります。

子機として動作している汎用機(2)から送信した場合、本来の子機(1)のLED
がいったん点灯し消えます。子機間通信はできませんから、(2)から着信したこ
とで親機はアンサーバックを返し、それを受けて(1)が点灯したことになりま
す。このとき、親機のLEDは点灯しませんし(2)のLEDも点灯しません。着信して
いるはずなのにこれらはなぜ点かないのか私にはわかりません。また、(1)の
LEDがなぜいったん点いたあと消えるのか、これもわかりません。
もうひとつ、これらの反応は本来の子機(1)が自動OFFした状態ではまったく起
きません。一度(1)のボタンを押して目覚めさせた状態でなければ、反応はあり
ません。

さらに、さきほど完動の報告をした際には3番4番も親機:汎用機間でやりとりで
きたのですが、なぜかいまは、どうやっても3番4番は点きません。なにがおきた
のでしょう。ケースに押し込むなどでいじり回しているうちにどこかおかしくして
しまったでしょうか。

重なるタイミングで押してみた場合、(2)が先んじた場合のあとはしばらくの間
(1)を押して親機に着信しているのに(1)のアンサーバックが点かない状態が
見られます。
このあたり、減少は単純な再現性で起こせません。自体は入り組んでいるのでしょ
うか。

漠然とですが、いったん通信し合った直後一定時間はその両者の関係が(他を受け
入れずに)持続しているのかなとも思えます。

なんにしても、
・アンサーバックを発しない4ポートの汎用機
・1番2番しか送受できない子機(アンサーバック付き)
・1番2番はアンサーバック付き送受、3番4番はアンサーバックしない送受の親

という三者三様の実験チームなので自体は複雑です。

Strong2台をシンプルに作り上げて、汎用機と3台でいろいろ実験してみるのがよ
さそうですが、いかがでしょう。

コールボタンの仕様を「親機は4ポート対応、子機は4台あるとしてそれぞれ別個
のポートひとつだけ対応」つまり、「環境内に同一ポートを使う子機は無い」と定
めれば問題は生じないのではと思うのですが、いかがでしょう。


Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/07/03 (Thu) 16:05

上のレポートで親子設定が違っていたので再実験します。

設定は、
○親機(1,2番はアンサーバック送受、3,4番は手動送受)==【親機】
○子機(1,2番をアンサーバック送受)==【子機】
○汎用機(1,2,3,4番手動送受アンサーバック無し)

> 親から送信した信号が、2台の子機で同時に受信されるか?
親から手動で送信できるのは3,4番だけです。3番で送信、汎用機で受信できまし
た。親機のLTEで15pinをGNDに。子機、汎用機とも受信できました。

> 仮に子機1を送信元とした場合、その信号を親機ともう一台の子機で受信で
きるか?
汎用機から送信、親機子機とも正常に受信。子機から送信、押し続けても、3台の
LEDが同じタイミングで点滅します。点滅間隔は1発目1秒2発目その半分3発目
一瞬という感じ・・かに見えて繰り返すとばらつき。この状態になると、汎用機か
ら送信しても同様に点滅します。子機が自動OFFしたあとは、(ワンプッシュで目
覚めさせ)汎用機からの送信には正常に反応。

> 2台の子機から同時または時間差で同一デジタルポートを変化させた場合での
親機での受信状況はどうなるか?

まず、かさならないタイミングで子機/汎用機から送信。
汎用機からの送信に正常に反応します。子機からの送信では例の点滅状態に。ここ
で汎用機の電源を落とすと、子機からの送信に親機正常反応します
汎用機からまず送信し、子機から重ねると、両方のボタンを押している間は正常、
どちらかを離すと点滅になります。
子機からまず送信すると、上述のように汎用機は押していなくても(生きているだ
けで)点滅状態になります。
この実験を繰り返していると、子機の1番LEDが点かなくなってしまい、このとき
親機は点灯するので送信はされていることがわかります。この状態は、3台それぞ
れの電源を切って入れ直しとも回復せず、いろいろしているうちに復活。じかんぉ
置いたからか、3台の状態がなにか特定なことになったからかはつかめていませ
ん。

> 2台の子機から同時または時間差で同一デジタルポートを変化させた場合での
親機での受信状況はどうなるか?
上述のように、点滅する状況は3台で同時におこります。それは、子機と汎用機が
併存していてどちらかから送信が発したときです。

精査しきれていませんが、子機と汎用機が併存しているときに、点滅したり子機
LEDが点かなくなったりすることが起きますが、汎用機から先んじて送信したとき
には起きないこともあり、子機から先んじて送信したときには確実に起きると言え
るようです。

なんにしても、
・アンサーバックを発しない4ポートの汎用機
・1番2番しか送受できない子機(アンサーバック付き)
・1番2番はアンサーバック付き送受、3番4番はアンサーバックしない送受の親

という三者三様の実験機チームなので自体は複雑です。

Strong2台をシンプルに作り上げて、汎用機と3台でいろいろ実験してみると状況
がもう少し整理できるかなと思います。

「親機は4ポート対応、子機は4台あるとしてそれぞれ別個のポートひとつだけ対
応」つまり、「環境内に同一ポートを使う子機は無い」と定めれば問題は生じない
のではと思うのですが、いかがでしょう。

以上、再実験のレポートです。

Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/07/03 (Thu) 19:01

daruma さん
貴重な実験レポートありがとう御座います。
1,2ポートはアンサバックがあるので、動作がわかりにくくはなりますが、3,4での
実験か出来たので大変助かります。

> 汎用機から送信、親機子機とも正常に受信。子機から送信、押し続けても、
3台のLEDが同じタイミングで点滅します。
この部分(点滅)は1,2ポートでの話ですよね?3,4ポートからであれば、点滅しま
せんか?
それとも同じでしょうか?

何れにしても、複数子機が起動していると誤動作するようにも見受けられますか
ら、このあたりの問題を解決しなければいけないのかもしれません。


と、この辺りまで書いておきながらもう一度東京コスモスのサイトをよく読むと、
『無線接続方式は標準規格IEEE802.15.4に準拠したポイントツーポイント通信と一
段(ワンホップ)の中継機能をサポートしました。単純なネットワーク構成で動作
が簡単です。』
とあります。
つまりそもそも一対一での通信しか想定して居ないようです。
また、デフォルトのファームウェア設定のままですと、アドレスも恐らく固定のよ
うで、複数の親機で干渉するともあります。

これはファームウェアへ手を入れるか(簡単な設定等も含む意味で)何か現状の仕
様を逆に利用したシステムを組むかなど、根本的な対策が必要みたいです。

スタンドアロンでのリモコン機能のような物や、当初考えていた呼び出しボタン的
使用は全く問題ありませんが、親機と複数子機をネットワークするような利用は少
なくても現ファームウェアバージョンでは未対応のようです。
少なくてもランダムなアドレスを自動付番する機能でもあればよかったのかもしれ
ません。
このあたりは今後のファームウェア更新に期待と言った所でしょうか。

今、ファームには手を触れないで何とかできる事をもう少し考えてみたいと思いま
す。
darumaさんの手元には複数のTWEがありますので、大変恐縮ですが再度の確認をお
願いするかもしれませんがよろしくお願い致します。

Re: TWE-Liteの実験 - daruma

2014/07/03 (Thu) 19:19

>> 汎用機から送信、親機子機とも正常に受信。子機から送信、押し続けて
も、3台のLEDが同じタイミングで点滅します。
> この部分(点滅)は1,2ポートでの話ですよね?3,4ポートからであれば、点
滅しませんか?

そうです。1,2ポートです。
3,4ポートは親機汎用機間しか実験環境がありません。1対1でうまく動作してい
ます。親機対2子機だと、1,2ポートで起きたわうなことになるのではないでしょ
うか。


Re: TWE-Liteの実験 - hiro

2014/07/04 (Fri) 12:27

色々勘違いや思い込みがありました。
元々の話はZigBeeからで、同じプロトコルを使った異形状互換品位のイメージで居
た事がそもそも間違いの始まりです。
また、次の画像からhttp://urx.nu/9Ql1このような通信がアプライアンス的に提供
されている物だと勝手に解釈していました。
(よく読めばこの画像の横には「内蔵のフラッシュメモリにダウンロードするソフ
トウエアを変更することにより」ときちんと書かれています)