秋月ファンクラブ掲示板 過去ログ

Capacitive-based galvanic isolation vs. optocoupler technology - chy_farm

2014/06/03 (Tue) 09:47

お世話になります。
表題のような記事が配信されました。


Capacitive-based galvanic isolation vs. optocoupler technology ? who wins?
http://e2e.ti.com/blogs_/b/analogwire/archive/2014/05/16/capacitive-based-
galvanic-isolation-vs-optocoupler-technology-who-wins.aspx?DCMP=hpa-int-ii
f&HQS=hpa-int-iif-awire-20140516-myti-en

inara1さんに以前オプトカプラーの使い方でお世話になったの、ここで言う
「Capacitive-based galvanic isolation」についてinara1さんがご存じだったら
教えてもらおうと思いました。

ご存じでしたら教えてください!

Re: Capacitive-based galvanic isolation vs. optocoupler technology - inara1

2014/06/03 (Tue) 18:08

Capacitive-based galvanic isolationは、コンデンサで直流をカットしてAC(パ
ルス)信号だけを伝送する絶縁方法のようですが、古くからある技術だと思いま
す。

TIの技術資料(http://www.ti.com/lit/an/slla284/slla284.pdf)のFigure 1にそ
の一例が出ています。Isolation Barrierと書かれたコンデンサによってDC信号は
絶縁されますが、パルス信号はコンデンサを通るので信号伝達ができます。このコ
ンデンサはSiチップ上に形成されたSiO2でできているので集積化が容易(小型化が
容易)というのが特徴のようです。

信号をパルス幅変調させれば、DCや低周波のアナログ信号も扱えます(Figure 1の
上半分の回路)。信号が高周波ならそのまま伝送できます(Figure 1の下半分の回
路)。

フォトカプラでは、LEDとPDの間を透明な樹脂で埋めることによって、光は伝達さ
れますが電気的には絶縁されています。フォトカプラの場合は、充分な絶縁耐圧を
得るために、LEDとPD間の距離をある程度大きくしなければならないために、デバ
イス全体が比較的大きくなりますが、TIの構造だとかさ張らないということのよう
です。

Re: Capacitive-based galvanic isolation vs. optocoupler technology - chy_farm

2014/06/03 (Tue) 22:20

小さいのに耐圧がある、ということでしたら、どういう用途に使うと効果が発揮さ
れるのですか?