秋月ファンクラブ掲示板 過去ログ

フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/07/31 (Wed) 20:19

inara1さん、ありがとうございます。
いままさに、新スレッドを立てようと思って机に向かったところでした。
タイトルも以心伝心、【フリスクに「入れたい」ラジオ】

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/07/31 (Wed) 20:40

このスレッドは、「ハイエンド版ラーメンタイマ」スレの中で脇道として生まれ、ごはんができるまでをつなぐ「おやつネタ」として90件を超える投稿のうち半分を越すまでになったので、別スレッドを立てました。

inara1さんご提示の回路を再掲します。inara1さん「求ム事後承諾」ですみません。

三端子のラジオICに極小アンプモジュールを加え、表面実装スピーカーを鳴らすラジオをフリスクの中に入れ「たい」という企てです。

三端子のラジオIC UTC7632(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03297/)
アンプモジュール(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06560/)
表面実装スピーカー(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05723/)

これまでの経緯は「ハイエンド版ラーメンタイマ」後半をご覧ください。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/07/31 (Wed) 20:43

【再掲】
まだ完成してはいません。
小部屋温存だとさすがにスペース難で、それにVRとスイッチを短辺がわ側面に顔出
させるには基板に載せて固定するのがよさそうなので、壁を取り除いて大広間にし
ました。7穴×10穴のサイズです。抵抗が1本足りないように見えますが、R2(4.7k
Ω)はアンプモジュールの橋の下です。これでジャンパ線無しこだわり達成です。

これから、電池・アンテナ・バリコン・スピーカーをつけます。そのあとケース加
工です。inara1さんのようにチョチョイと作ってハイできあがりとはいきません。

「できた!」と火を入れて「あれ、動かない」といつものパターンかな。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/07/31 (Wed) 20:46

【再掲】
鳴りました。放送も、発振も。
まわりの物を付けて電源を入れたら、一発で鳴りました。
強烈なピーギャーにまぎれて音声も。うるさいくらいの音量です。
例の表面実装スピーカーはフリスク版とレギュラー版のラーメンタイマに2個とも
使ってしまったので、手もちの「いちばん大きな小型スピーカー」を繋いでいま
す。
バリコンを手でつかむので、ボディ効果というんですか、同調をとるのに苦労しま
す。
さて、鳴ることが確かめられたので発振止め対策です。
R2(4.7kΩ)は、図面描きの途中はラジオICの後ろ、コンデンサが縦横に2個ある場
所に置こうとしていたんです。「橋の下」に気づいたときは、こりゃいい場所を見
つけたと思ったんですが裏目でした。これから当初の路線で図を描きなおしてみま
す。うまく収まったら、一旦アンプモジュールを取り外して手を加えるか、少し先
送りして秋月からまた仕入れて2号機をつくるか判断します。とりあえずは鳴った
ということでめでたしめでたし、心が落ち着きました。
ケース加工はいずれにしても安定動作にこぎつけてからにします。


Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/07/31 (Wed) 20:50

> その半固定抵抗(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06110/
)だとチューニングしづらいかもしれません。NHK2局と民法2局の4つだけ受信する
のなら、プッシュボタン4個で一発選局というのも「あり」かもしれません(4号
機?)。

なおよいです。それはバリキャップ同調ですか?それを3号機としたいです。なに
か特殊なパーツを使いますか?

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/01 (Thu) 00:14

アンプモジュールの3pinは無配線ですが、GNDに落とす(2pinとショート)しなく
ていいのでしょうか。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/01 (Thu) 18:21

新規に作られたのですね。

>アンプモジュールの3pinは無配線
基板のパターンを(添付図)見ると、2pinと3pinはつながっていますが、少しでも「共通インピーダンス」を減らすのであれば、電源(電池)の-側を2pinに接続し、ラジオ回路のGNDを3pinに接続したほうがいいかもしれません。実験してみてください。

今日も暑くてぐったりです。この掲示板を見ながらビールを飲むのが最近の楽しみです。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/01 (Thu) 18:27

3号機はバリキャップは使わず、固定容量のコンデンサ+トリマコンデンサ(http:
//akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04789/)の予定です。低電圧(<3V)での
バリキャップのQ値はあまり大きくないようなので、バリキャップは使わないほう
がいいと思いました。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/01 (Thu) 19:07

> 新規に作られたのですね。
いえ、紙の上で検討中です。

> 基板のパターンを(添付図)見ると、2pinと3pinはつながっていますが、
基板のパターンを追うまではしていませんでした。添付資料によると、2pin(電源-)と3pin(IN-)は別になっていて、2.54mmピッチレギュラー版ではそれぞれGNDに引いていたもんですから。
今回は回路図そのままにとにかく作って、2号機に向けて回路図たどっていて、あれ、3pinはと気づきました。

> 3号機はバリキャップは使わず、固定容量のコンデンサ+トリマコンデンサ
わかりました。ポリバリコンのでかい図体がやっかいなので、なんとか回避できればと思っています。
> 低電圧(<3V)でのバリキャップのQ値はあまり大きくないようなので、バリキャップは使わないほうがいい
そうなんですか。勉強になりました。

目下、紙の上でVR以降の部分をラジオICやバーアンテナからいかに遠ざけるか悩んでいます。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/02 (Fri) 14:24

daruma@有休消化中です。
2号機ができました。音量を上げると歪むほど大きく鳴り発振が起きることもあり
ます。
ほどよい音量では正常です。OKということで、これからフリスク実装にかかりま
す。収めたら、発振が起きるかもしれませんね。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/02 (Fri) 18:08

収まりました。バーアンテナとの兼ね合いで電池を真ん中に置けず、バリコンが真ん中に来てしまいました。
スピーカーは、8Ω表面実装のものでしたね。圧電スピーカーと勘違いしていました。スレッド冒頭のリンク直しておきます。
スピーカーが極小になると低音の無いカシャカシャ音になりましたが、しょうがないですね。
音量を上げると発振するのは変わりません。ほどほどのところで聴けています。

さあ、今度はふたの取り付けです。ダイヤルがど真ん中に来て格好わるいですが、この際、入れるのが目標ということで。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/02 (Fri) 18:16

そこまで進展しましたか。

小さいスピーカはやめで、イヤホンジャック
(http://www.marutsu.co.jp/shohin_9977/)にしたほうが実用的かもしれませ
ん。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/02 (Fri) 18:54

「スピーカーまで入れちゃった」がウリなので、この路線で行きます。電池と重ねているのでスペースはとってないし。
発振が抑えられればVR上げられるので、それにはR2の調整ですか。こんどは付けかえできる位置にありますが、とりあえず鳴るので、3号機(ボタン選択)に言ってからやってみようと思います。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/04 (Sun) 13:06

darumaです。
トリマコン選択方式は、固定容量とトリマをコンデンサだから並列に組み合わせたものを局数ぶん並べてスイッチで切り替える回路をバリコンと置き換えればいいのですよね。
私のバリコンは型番不明ですが、バーアンテナSL-55GTとの組み合わせでうまくいっているので制作記事をあたるとMax260pFのもののようです。固定容量を無しから200p程度まで四段階作ってそこそこの値のトリマコンと組み合わせればいいと思っています。それだけなら自力でできそうですが、問題は、タクトスイッチで択一選択してそれを保持するのに回路が必要ですよね。その回路は場所をとりそうですか。ポリバリコン跡地にそっくり収まるのは無理そうでしょうか。そうであれば、電源と同じスライドスイッチで2局限定切り替えが無難かなと思い始めています。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/04 (Sun) 15:03

トリマコン選択方式の容量可変方法はdarumaさんがおっしゃり通りの方式を予定し
ていますが、問題はどうやって容量を切り替えるかなんです。

オーディオセレクタのように、ロジックICなど使うのは大げさになります。かと
いって、4接点の小型のロータリースイッチは売ってなさそうです。スライドス
イッチだと2局だけです。motomuraさんの織り機で使ったDIPスイッチ
(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00586/)を使うというのはどうでしょ
うか。10mm×12mmのフットプリントがあります。

厚さはリード線まで入れると10mmですが、リード線を最小限に切り詰めると6mmく
らいになりそうです。

米粒ような小さい突起を、1個ずつ動かすのはやりにくいですが、小さくまとめる
のはこれしかないように思えます。

同調用のコンデンサの容量ですが、バリコンで放送局を受信したときの実際の容量
を容量計で測定するのが一番いいですが、容量計をお持ちでないなら、バリコンの
最大容量を260pFと仮定して計算で求めるのがいいと思います。

普通、AM放送の周波数の下限は530kHzなので、バリコンの最大容量が260pFなら、
バーアンテナのインダクタンスは347μHになります。そうすると

NHK1(567kHz)→227pF
NHK2(747kHz)→131pF
HBC(1287kHz)→44pF
STV(1440kHz)→35pF

となるので、トリマコンデンサに60pFを使えば

NHK1(567kHz)→100pF+100pF+トリマ(60pF)
NHK2(747kHz)→100pF+トリマ(60pF)
HBC(1287kHz)→トリマ(60pF)のみ
STV(1440kHz)→トリマ(60pF)のみ

と、100pFの固定コンデンサだけでできます。

マルツだと以下になりますね。
セラミックコンデンサ(100pF)
http://www.marutsu.co.jp/shohin_62176/
トリマコンデンサ(60pF)
http://www.marutsu.co.jp/shohin_59366/

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/04 (Sun) 15:10

DIPスイッチは面実装タイプ(http://www.marutsu.co.jp/shohin_68190/)がありますね。選局はピンセットを使うことになるかもしれません。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/04 (Sun) 15:42

DIPスイッチだと、「これをOnして他をOffに」と択一は意識して手動ですることになりますよね。それもなんだか・・・。
ハイエンド版に買ってあるロータリーDIPはどうでしょう。10選択のうち4接点を拾って、「10ポジション中4箇所生きている」または「10ポジションそれぞれが4局のどれかになっている」、前者のほうが自然かと思いますが、そんなふうにはできないでしょうか。ロータリーDIPは、正論理不論理ともよぶんに買ってあります。

> NHK1(567kHz)→227pF
> NHK2(747kHz)→131pF
> HBC(1287kHz)→44pF
> STV(1440kHz)→35pF

ありがとうございます。これを教えていただけば自力で取り組めます。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/04 (Sun) 16:53

>ロータリーDIPはどうでしょう
それはいいですね。

リアルコード(シャフトが白色)のもの(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02274/)を使って、ダイヤル位置が1と2と4と8の位置のとき選局できるようにするのが最も簡単です。

リアルコードのほうは、ダイヤル位置が1と2と4と8のときに、スイッチ裏面の1と2と4と8端子だけがC端子につながるので、4つの独立したスイッチとして使えます。

スイッチ裏面のC端子を回路GNDに接続し

・1の端子とバーアンテナ端子間に、100pFを2個とトリマAを並列にしたものを接続
・2の端子とバーアンテナ端子間に、100pFを1個とトリマBを並列にしたものを接続
・4の端子とバーアンテナ端子間にトリマCを接続
・8の端子とバーアンテナ端子間にトリマDを接続

すればいいですね。

調整は

NHK1のとき→スイッチ位置を1にして、トリマAで調整
NHK2のとき→スイッチ位置を2にして、トリマBで調整
HBCのとき→スイッチ位置を4にして、トリマCで調整
STVのとき→スイッチ位置を8にして、トリマDで調整

となります。

スイッチ位置がこの数字以外のときに受信できる周波数は以下のとおりです。

・スイッチ位置が3のとき→451kHz
・スイッチ位置が5のとき→519kHz
・スイッチ位置が6のとき→645kHz
・スイッチ位置が7のとき→426kHz
・スイッチ位置が9のとき→409kHz

AM放送帯に入っているのは645kHzだけですが、札幌周辺だと、639kHzのSTV函館中継局くらいでしょうか。

日本のAM放送局のネタ元はこれ(http://www.oyakudachi.net/amradio/list.htm)です。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/04 (Sun) 17:37

>>ロータリーDIPはどうでしょう
> それはいいですね。
それでいきます。
明日地元ショップにトリマコンデンサを買いに行ってみます。小さいのがあればい
いのですが。
無ければ秋月に発注で少し先のことになります。
100pFは図体で選んでいいんですよね。積層セラミックが小さいので。
200pFはスペース至上で100×2個ではなく220pFにします。
> 日本のAM放送局のネタ元はこれ
>(http://www.oyakudachi.net/amradio/list.htm)です。
一目瞭然ですね。ありがとうございます。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/04 (Sun) 17:49

部品はマルツで揃いますが。
セラミックコンデンサ(100pF)
http://www.marutsu.co.jp/shohin_62176/
トリマコンデンサ(60pF)
http://www.marutsu.co.jp/shohin_59366/

こちらのラジオ(フリスクに入れていない)を改造しました。高い周波数での感度
が悪かったので、高周波アンプをラジオICの前に入れました。低周波アンプの抵抗
値も少し変えました。

前の回路図のR2の調整はかなり微妙なので、可変抵抗(VR1)にしました。これを
調整して、大音量でも発振せず、感度が低くなりすぎないようにしました。

発振止めのコンデンサは、1000μFのを入れると、大音量にしても発振はほとんど
しなくなりました。フリスクには1000μFは入らないと思いますが、なるべく大容
量にしたほうがいいようです。

お分かりだと思いますが、デジタル選局の配線図も添付します。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/04 (Sun) 18:26

> 部品はマルツで揃いますが。
今後の製作予定で秋月でなければ買えないものを秋月に発注しようと思っているので、そのリストに加えます。
・真っ暗LED用フォトダイオード
・ハイエンド用を使ってしまったアンプモジュール
・音量用に使えるかもしれないつまみつき半固定VR
そして、明日ショップに無ければ
・小さいトリマコンデンサ

他にハイエンド版に向けて秋月で買っておいたほうがよいものはありませんか。

ハイエンド版のケースやLEDなどマルツのほうが豊富なものはいずれマルツに発注することになります。

> 高周波アンプをラジオICの前に
グレードアップですね。
> R2の調整はかなり微妙なので、可変抵抗(VR1)にしました
敷地が浮いたことだし、私もそうしようと思っていました。
> 1000μFのを入れると、大音量にしても発振はほとんどしなくなりました。
サイズは今ので限界です。別な種類で図体の小さいものはありませんか。アルミ電解の耐圧低いものは小さいのあるかも。いずれにしても、サイズ内でできるだけ容量の大きなものを入れます。

バリコンの敷地があいたので、基板が横に長くできます。電池ホルダを横向きにすれば真ん中に置けるので、レイアウトを検討してみます。左寄りAF部右寄りRF部にして離し選局は右側にとしてみます。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/05 (Mon) 06:59

こちらで使っているスピーカは直径10cmと大きいものなのでかなりの大音量(ホー
ムラジオ級)で鳴ります。

高音が少し物足りないですが、この回路
(http://bbs3.fc2.com//bbs/img/_454800/454703/full/454703_1375606151.jpg)
のC4が高音を減衰させています。しかしC4の容量を小さくすると発振しやすくなる
ので、0.1μFあたりが下限です。

このラジオICはAGC回路(電波が強いときは音量を下げる)が入っているのです
が、上の回路だと、AGCの効きがあまり良くなく、電波の強い局を受信すると音量
がかなり大きくなって歪みっぽくなります。VR1を大きくすると音量が下がって歪
みも少なくなりますが、そうすると、電波の弱い局の音量が下がってしまいます。

こちらでは、フリスクに入れない予定なので、外部回路でAGCがうまくかかるよう
に改造してみるつもりです。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/05 (Mon) 07:07

> こちらでは、フリスクに入れない予定なので
妙なこだわりで払う犠牲は大きいんですね。それでも、軽薄短小路線で行きます。


Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/05 (Mon) 08:38

> こちらで使っているスピーカは直径10cmと大きいものなのでかなりの大音量(ホームラジオ級)で鳴ります。

5cmスピーカーでもがんがん鳴りました。素人考えで、「こんなに大きな音がするんだから電池喰うだろな」と思うのですが、この感覚は正しいですか。
2032だと電池は短命なのでしょうが、それは二の次ということにしたいと思っています。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/05 (Mon) 17:35

地元ショップにあの小さなトリマコンが無かったので、もろもろ秋月に発注しまし
た。明後日には届くと思います。
電解コンは、径5mm~6.3mmでは秋月でも100μFしか見つけられませんでした。背の
低いものがあったので、スペースしだいでは2個並列にできるかと一応入れまし
た。1000μFには及びませんが。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/05 (Mon) 19:19

こちらで使った電解コンデンサは1800μF・6.3V
(http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-05LT)です。
直径8mm・長さ20mmだと無理ですかね。耐圧は6.3Vあれば充分です。

耐圧6.3Vの表面実装用がここ
(http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=7BJ7-PPJ3)にあり
ますがサイズがよく分かりません。

新しい投稿「74HC393を使った10進カウンタ」を追加しました。

これはYahoo知恵袋の質問
(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12111294142)
で、質問者さんから「画像が鮮明でない」というコメントがあったので、この掲示
板を紹介しました。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/05 (Mon) 19:50

秋月で表面実装のものも含めて探したのですが、円筒形の比較的図体の大きいのしか見当たりませんでした。
> (http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=7BJ7-PPJ3)
小さそうですねとりあえず今回は100ないし並列で200い゛試みようと思いますが、どうでしょう。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/10 (Sat) 06:21

収まりました。
かなりぎゅうぎゅう詰めです。音量調整VRはわずかにサイズオーバーだったので、
写真で底になっている面を少し削りました。
と、いまはここまでです。
スピーカーとバーアンテナはこれからです。
形になったところでしばし休憩。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/10 (Sat) 07:30

darumaさん
ぎゅうぎゅうですね。

8/4の回路図に間違いがありました。右の添付図が正解です(赤丸で囲った部分が変更点)。

今から変更できますか?

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/10 (Sat) 08:14

表面実装スピーカ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06707/)を入手しました。裏面にリード線のくずが引き付けられるので、普通のスピーカと同じ電磁駆動のようです。

高音はきれいに出ますが、やはり音が小さいですね。データシート(http://akizukidenshi.com/download/ds/db/UM1515IA.pdf)を見ると、出力が87dBとあったのですが、これは10cmの距離での音圧なんですね。普通のスピーカは1m離れたところでの音圧なので、1m換算だと67dBと、やはり小さいです。

これからハイエンド版の試作を続行します。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/10 (Sat) 09:25

> 右の添付図が正解です(赤丸で囲った部分が変更点)。
ありがとうございます。ちょうどそういった直しを(私の作業で回路≠配線ミスも
ありました)していたところでした。
2箇所ともパーツの配置はそのままで裏の引き回し変更で済みました。
子どもの頃は抵抗の1本も貴重でしたから、壊さないように外して再使用、それも
ラグ板の穴にからげてあったりするとたいへんで、苦労したものでした。「大人買
い」できるようになった今は、根元から切り取って足の残りを温めて「フッ」です
から楽になったものです。しょっちゅうそんなことしてるので、ソルダーウィック
には重宝しています。子どもの頃はそんなの無かった(知らなかっただけ?)の
で、撚り線の太めなのをあてて吸わせたりしたものでした。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/10 (Sat) 14:47

鳴りました。同調の調整もうまくいきました。
R2のVRは中ほどで発振しない最良点を見つけられます。音量のVRですが、最大にし
てほどほど聞こえもっと大きくしたい程度です。5cmスピーカーでの状況です。
例の表面実装スピーカーだと音量がかなり小さく、低音の無いシャカシャカ音でな
にをいっているか聞き取れないほどです。写真のスピーカーだといくらかいいので
すが、これが微妙に厚みがあって、最終的には表面実装スピーカーを入れることに
なりそうです。
1号機は不安定ながら機嫌のいいときはもっと大きな音がでたような気がします
が、すでに残骸になっているのでもはや確認できません。
以前の回路図でも
> R3が10kΩになっていますが、実際には150kΩ
ということでしたから、150kΩをつけていました。今回訂正のR1,R5は1号機ではも
とのようにしていました。
どこか手を加えてみるところがあるでしょうか。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/10 (Sat) 15:20

できましたか。
電子マスカットさんの掲示板に投稿してはいかがでしょうか。トップページの.に
も同種のラジオICを使った記事(http://www.zea.jp/audio/ttr/ttr_01.htm)が出
てますね。

>今回訂正のR1,R5は1号機ではもとのようにしていました
1MΩのところですか。
ここはトランジスタの動作点を決める抵抗ですが、コレクタ電圧(テスターのDC電
圧で測定)が1Vから2Vの間に入るような抵抗にしてください。コレクタ電圧がこの
範囲から大きくずれると、増幅率が下がったり音が歪んだりします。

こちらでは直径10cmのスピーカ(結構重い)を使って3m離れて聞いてますが充分な
音量です。ただ、電波が強い局と弱い局で音量差が大きいので、AGCをつけて改善
したいです(2号機)。そこまでできたら、フリスクでない大きなケースに入れる
つもりです。

3号機はスーパーヘテロダインラジオにします。いつか作ろうと思って、LA1600と
いう専用のICと局部発振コイル、中間周波数コイル、セラミックフィルターを買っ
てありました。スーパーラジオなら、深夜には全国の放送が聴けるでしょう。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/10 (Sat) 16:00

> コレクタ電圧(テスターのDC電圧で測定)が1Vから2Vの間に入るような抵抗にしてください。
1MΩを10kΩを経由せず3Vから直接引く(もとの図)のもありということですか。
でも、動作してるからこのままにしておこうかな。
いまはケースの加工をしています。

> 電子マスカットさんの掲示板に投稿してはいかがでしょうか。
あちらはマスカットさん提供の回路をめぐっての場ですから、よそから別なネタを持ち込むのは道場破りみたいで失礼かなと思ったりしています。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/10 (Sat) 17:07

>1MΩを10kΩを経由せず3Vから直接引く(もとの図)のもあり
コレクタ電圧が1V~2Vの範囲になっていればそのままでいいです。どちらの回路でもベースにつながっている抵抗値を調整すればコレクタ電圧を変えることができます。トランジスタによって動作点にバラツキが出てくるので、もしずれているようであれば調整してみてください。

>道場破りみたいで失礼
そうですね、やめときましょう。マスカットさんのイヤホンラジオをスピーカが鳴るように改造したとか言っても、いずれバレるでしょう。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/11 (Sun) 08:29

フリスクに入ったラジオです。
ただ、電池ホルダを基板に載せたことで厚みの見積もりを誤りました。その検討の頃、圧電スピーカーを使うと思い込んでいたのです。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/11 (Sun) 08:37

節を曲げて、スピーカーを露出させる穴をくりぬきました。
これで、「フリスクに入るラジオ」2号機の完成です。
R1,R5は、8/10訂正で作ったそのままにしています。ケースに収めた状態で微調整
するうちに、音量もほどほどになりました。
3号機を作ることにします。基板を左右2枚に分離して、間に電池を落とし込みま
す。これで正真正銘「入る」はずです。ついては、音量VRが最大で手一杯なのです
が、音量をもっと得るのに試みる変更は、やはりR1,R5でしょうか。他に定数変更
の手はありませんか。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/11 (Sun) 10:02

音量を上げるには、アンプモジュールに手を加える手があります。添付図のように
抵抗を追加してみてください。こちらのラジオで実験してみました。

追加抵抗値が小さいほど音量が上がりますが、電源電圧以上の電圧は出ないので限
度があります。

モジュールのチップ抵抗にハンダ付けするとチップ抵抗が取れてしまうかもしれま
せんが、この抵抗(10kΩ)に並列に抵抗をつけて低抵抗を作っていてるので、
チップ抵抗なしの状態(外付け抵抗のみ)でも動作します。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/13 (Tue) 15:36

3号機がかたちになりました。
電池ホルダを横向きで収めるために、1/6W抵抗を2本積み重ねて無理やりです。
これから電池を入れてスピーカーをつなぎ火入れです。
さて・・・。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/13 (Tue) 19:18

火を入れたら正常に動作しました。
スピーカーは、これを使ってみました。例の表面実装スピーカーより少しだけ薄く、角が無いぶんきれいに収まりました。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/13 (Tue) 19:31

表面実装スピーカだと音が小さいですが、これは大丈夫でしょうか。

ここ数日猛暑でしたが、今日あたりから暑さが和らいできました。ハイエンドやっ
てますよ。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/13 (Tue) 19:35

スピーカー位置に穴を開けました。0.6mm×26個です。

ところで、教えていただいた「音量を上げる変更」ですが、アンプモジュールの
チップ抵抗(それもひときわ小さい。リードの太さより小さい!)のところに手を
つけるのは恐れ多くて、見送りました。
また、R1,R5はもとの回路図のように3Vのラインから直接とりました。具合が悪け
れば変えようと思っていたのですが、鳴るので結果オーライということでそのまま
です。
ひとつ教えてください。8/10にこの変更を示す際、inara1さんは、「間違い」
「(これが)正解」と書かれています。
私には、ベースに行く抵抗が1MΩか1.01MΩかのわずかな差のように思えるのです
が、なにかセオリーどおりでないとかエレガントな形でないとかいうことがあるの
でしょうか。

この3号機をもって「フリスクに入れたいラジオ」改め「フリスクに入ったラジ
オ」完成といたします。ありがとうございました。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/13 (Tue) 19:38

> 表面実装スピーカだと音が小さいですが、これは大丈夫でしょうか。
これのほうがいくらか大きくカシャカシャも少し改善された音がします。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/14 (Wed) 06:45

> ハイエンドやってますよ。
ありがとうございます。楽しみです。
今日はもうひとつのおやつ、「真っ暗LEDフォトトランジスタ版」にかかります。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/14 (Wed) 21:03

おやつネタで難儀しています。

写真のものは、これまでに作った最小基板のもの(CdS版)と同じレイアウトでCdS
をフォトトランジスタに置き換えたものです。R1を270kΩから470kΩに、LEDのブ
リーダ抵抗を330Ωから150Ωに変更して4.5V(単四×3)駆動です。動作するので
すが、かなり明るい状態から真っ暗という変化でなければ反応せず、これまでいく
つも作ったもので反応した程度の変化で反応しないことがあります。これは、R1の
増減で調整するとよいでしょうか。

また、収めるケースの都合でLED1灯のものも作ったのですが、これがだめです。
LEDはこれ(http://www.marutsu.co.jp/shohin_36031/)で、3灯や4灯ではうま
くいっていたものです。抵抗とセットで並列ですから、3灯でも1灯でも同じと思
うのですが違うでしょうか。明日、動作実績のあるLEDを買ってきて3灯にしてみ
ようとは思うのですが。

すみません。あちらで質問すべきなのですが、ついinara1さんを頼ってしまって。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/15 (Thu) 08:49

マスカットさんの記事を見ると、「R1を高くすると感度が鈍くなり、低くすると感
度が上がります。また、C1の容量を下げると感度が鈍くなり、容量を上げると感度
が上がります」とあるので、R1(470kΩ)を下げて、C1(0.47μF)を大きくして
みてはいかがでしょうか。

こちらでR1=220kΩ、C1=1μF(積層セラミックコンデンサ)で実験してみました
が、ちゃんと動作しました。R1=470kΩ、C1=0.47μFでも動作しますが、それより
動作しやすくなった気がします。

このフォトダイオードは、指向性があるので、ドーム状の真上方向に光源がない
と、明暗時の電流変化が少なくなって動作しにくくなるかもしれません。こちらで
さきほど実験したとき、フォトダイオードに手をかざすことで動作確認しました
が、フォトダイオードを窓に向けて実験したほうが感度が良かったです(完全に遮
光しなくても動作する)。

LEDは3個でも1個でも問題ないです。LEDを点灯させているトランジスタ
(2SA1015)は、電源とLED間を単にON/OFFしているだけです。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/15 (Thu) 09:09

> R1(470kΩ)を下げて、C1(0.47μF)を大きくしてみてはいかがでしょう
か。
マスカットさんの書いている「感度」が、暗くなったのを感知する感度か明るさに
対する感度なのか迷っているところでした。やってみます。

> フォトダイオードに手をかざすことで動作確認しましたが、フォトダイオー
ドを窓に向けて実験したほうが感度が良かったです
そんなに好反応なのはこれまで作った中でありませんでした。座布団を「エイッ」
とかぶせて反応という状況でした。

> LEDは3個でも1個でも問題ないです。
そうですよねえ。現在のバージョンはケースのバリエーションを楽しもうと思って
5個も6個も作ったのですが、1灯だとこぞって駄目なものですから。

これから買い出しに行って来ます。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/15 (Thu) 18:15

「明かりがパッと消えたときに点くLED【フォトダイオード版】」完成です。220k
Ωと1μFのものはたいへん敏感です。ちょっと手暗がりになっただけで点きます。
結局、270kΩと1μFの組み合わせに落ち着きました。
電池ボックスの在庫の都合で、6V(単四×4)を繋いでいるものもいくつかありま
す。定格を超えていても、マスカットさんオリジナルの回路が6Vで動いているから
いいかなと思ったりしています。「ペース電圧が-6V」問題はCdSだと起きないけれ
どフォトダイオードだと起きることなのでしょうか。そうであれば、電池ボックス
を買ってきて4本立てのも3本立てにしなければなりません。

晩飯(酌)のあとケース各種に収めて、それはマスカットさんのほうにアップしま
す。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/16 (Fri) 06:20

手をかざしたときに、ちゃんと動作しているか、オシロスコープで見ていました
が、「ペース電圧が-6V」問題はフォトダイオードでも起きていました。

乾電池を3本にすれば、トランジスタのベース-エミッタ間には4.5V以上の逆電圧が
かからないので、3本立てにしたほうがいいと思います。

電源が4V以上あればLEDは発光します。電源電圧をそれより高くしても、LEDと直列
に入れた抵抗での電力消費が増えるだけです。

4本立てのとき、LEDと直列に入れた抵抗が150Ωなら、LED電流は16mAくらいだと思
います。3本立てでも同じLED電流にするなら、抵抗を56Ωか68Ωに変更する必要が
ありますね。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/16 (Fri) 08:51

ありがとうございます。電池ホルダーを仕入れてきて3本立てに取り替えます。

> 4本立てのとき、LEDと直列に入れた抵抗が150Ωなら、
元の4本立てでは330Ωで、3本立てにしたら150Ωにとアドバイスいただいて150
Ωにしています。現在、4本立てのものも150Ωです。流れすぎですね。

> このフォトダイオードは、指向性があるので、ドーム状の真上方向に光源が
ないと、
実験していたときは机上のライトの下でしたが、部屋の中に置いてみると、確かに
光源から直でないと反応しませんね。「雰囲気としての」明るさに対応するには
CdSのほうが向いているようです。2個か3個のフォトダイオードを並列にして首
をかしげる恰好(3灯LEDのように)にしてみようかなと思いますが、そんな安直
なものではないでしょうか。

今日は久々の出勤です。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/16 (Fri) 13:07

>光源から直でないと反応しません
砲弾型のLEDと同じように、ドーム状になっている部分で光を集めているので指向
性がありますが、ドームの先端を平坦に削ってしまうと指向性をなくすことができ
ます。加工中にモールド樹脂にヒビが入る可能性があるのでお薦めできませんが。

>2個か3個のフォトダイオードを並列にして
それはいいアイデアです。暗いときにフォトダイオードに流れる電流は小さいの
で、3個並列にしても誤動作しないはずです。明るくなったときは、光源のほうに
向いているフォトダイオードの電流だけになので、フォトダイオードが1個のとき
とほとんど同じ動作になると思います。

3個のフォトダイオードで指向性をなくしたら、それを稲妻検出に使えないでしょ
うか。稲妻は急に暗くなるのでなく明るくなるので改造が必要ですが、フォトダイ
オードは応答が速いので、ピカッと光ったのを検出できると思います。フォトダイ
オードを窓際に置いて、ピカッと光ったら、ピピピピとか音が出ようにすれば室内
のどこにいても気づくでしょう(LEDだと気づきにくい)。その回路だとLEDが数十
秒点灯するので、その信号をもらって、ラーメンタイマで使った音回路につなぐげ
ばいいはずです。

実地テストができません。

「稲妻警報器」はちょっと考えてみます。こちらは連日猛暑ですが、夏につきもの
の雷雨が全ないので、擬似稲妻を使ってテストします。擬似稲妻は、LEDを0.1秒く
らい光らせたものです(どこまで短時間の発光まで検出できるかも調べてみま
す)。動作確認したら「稲妻警報器」というタイトルで新規に立てます。

ピピピピでなく、落雷のときの「ドカーン」といういう音は作れないでしょうか
ね。音を作れたとしても小さいスピーカでは迫力ないですから大きなスピーカにし
たいです。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/16 (Fri) 16:37

>私には、ベースに行く抵抗が1MΩか1.01MΩかのわずかな差のように思えるので
すが
この質問を見落としていました。

これは1MΩと1.01MΩという違いではないのです。ベースとコレクタ間に抵抗が
入っているほう(正しいと書いた回路)は自己バイアス回路です。電源ラインから
別々にべースとコレクタに抵抗がつながっているほうは固定バイアス回路です。

固定バイアス回路は、周囲温度の変化やトランジスタの直流電流増幅率(hFE)の
個体バラツキによって、無信号時のコレクタ電圧(添付図のvc1)が大きく変化し
やすいという欠点があります。hFEが大きいほどコレクタ電流が大きくなるので、
コレクタ抵抗による電圧降下で、無信号時のコレクタ電圧vc1が下がります。コレ
クタ電圧が1Vを下回ると、トランジスタが飽和領域に入って増幅作用がなくなって
きます。添付図(回路シミュレーションの結果)を見ると、hFEが100以上あると
vc1が1Vを下回ってしまうので、hFEが100より小さいトランジスタを使う必要が
あります。

自己バイアス回路は、コレクタからベースに信号を帰還させる抵抗R3が入っていま
す。この作用によって、無信号時のコレクタ電圧(添付図のvc2)の変化が抑えら
れます。hFEが50から400まで変化しても、vcc=3Vのときのvc2は1V以上あるので、
トランジスタを選別する必要はありません。hFEは個体バラツキ以外に、周囲温度
によっても大きく変化するので、自己バイアス回路は温度変化にも強い回路になり
ます。こういう違いがあるので自己バイアス回路のほうをお薦めしました。固定バ
イアス回路でも、コレクタ電圧が1V以上あれば問題ありません。

自己バイアス回路のコレクタ電圧の変動が少ないのは、ベース電流がコレクタから
R3を介して供給されているからです。何らかの原因でvc2が下がったとき、ベース
電流が小さくなるので、コレクタ電流が減ります。そうすると、コレクタ抵抗R4に
よる電圧降下が減るので、vc2が上がる方向に補正されます。上の固定バイアス回
路では、ベース電流は電源から供給されているので、vc1が変化してもベース電流
が変わらないため、このようなフィードバックがかかりません。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/16 (Fri) 18:29

> ドームの先端を平坦に削ってしまうと指向性をなくすことができます。
やすり仕事はやりつけているのでやってみます。平面にまで削って番手の細かいの
で整えて最後はコンパウンドでツルツルにという作業ですね。1個に1時間くらい
かかりそうです。(30分かな)たくさんはこなせない仕事です。

>>2個か3個のフォトダイオードを並列にして
> それはいいアイデアです。
これでうまくいくならこのほうが簡単です。やってみます。これで行けるとなった
ら秋月に追加発注かな。

> それを稲妻検出に使えないでしょうか。
奇抜な思い付きですね。「稲妻が光ったらシャッターを切る」というのは、いくら
速くても「光ってから」だからだめですよね。稲妻を捉えるシャッターリモコンて
のができると面白いのですが。
以前、丑年の年賀状に「ミルククラウン」の写真を使おうと思って撮影をこころみ
たことがあります。すぐにあきらめたのですが、しずくが落ちたのを感知して
シャッターをきれば、落ちるまでタイムラグはあるからできそうだと思いました。
今になって考えれば、デジカメで動画が簡単にとれるのですから、そこからジャス
トタイミングを拾うのがてっとり早いですね。

> これは1MΩと1.01MΩという違いではないのです。
やっぱりそうでしたか。深い意味があったのですね。詳しい解説ありがとうござい
ます。勉強になりました。
「フリスクに入るラジオ」はとりあえず鳴ったので、結果オーライということで
戻って深追いはしないことにします。
次々新しい課題が控えてますから。

明日は「木工」にも取り組みます。職場でタブレット(iPadではありません)を10
枚試験的に取り入れるのですが、これが使い終わったらそのつど充電しておかなけ
ればなりません。そこで、10枚入る「出前の岡持ち」みたいなのを作って、ケーブ
ル挿して充電、外して持ち出しという計画です。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/17 (Sat) 22:06

フォトダイオードの頭を平らに削るのは思ったより楽にできました。コンパウンド
で平滑にする作業も含め20分ほどで完了です。
放射状に並列接続する方法もやってみました。3個では全周カバーしきれないかな
と3個つけました。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/17 (Sat) 22:08

結果。どちらも光源直下でなくても反応するようになりました。さて、指向性対策
としてどっちの方法を採用するかです。3個を放射状に束ねるのもけっこう手間で
すし、なんといってもコスト、高いものではありませんが3個も使ってはストック
がきれてしまいます。結局、頭を平らにすることでいこうと思います。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/18 (Sun) 07:53

電子マスカットさんの掲示板で結果報告されてますね。

NJL7502は安価(2個80円)なのですが感度があまりよくありません。100ルクスの
照度で30μAくらいの光電流になります(これは正面からの光の感度なので側面か
らの光に対する感度はもっと悪い)。100ルクスの照度変化で、30μAの電流変化に
なるので、感度が悪いと、急に暗くなったときの照度変化も大きくないと動作しな
いということになります。

秋月にあるフォトダイオードには、アンプ内蔵で感度が10倍の390μA(100ルク
ス)のものがあります。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03825/

5個入りで400円と少し高価ですが、モールド樹脂がドーム状でなく平らになってい
るので、1個で済むかもしれません(データシートには指向性のデータが出てませ
ん)。

ただし、感度が高いと、強い光が当たったときに、フォトダイオードとR1の間の電
圧が電源電圧に張り付いてしまい、少々暗くした程度では電圧変化が起こらなくな
る可能性もあります。

他にもいろいろな光センサがあります
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cluxsensr/

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/18 (Sun) 09:10

> http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03825/
こんど使ってみようと思います。
ところで、このページ中に、「フォトダイオードと同様の使いやすさで、フォトト
ランジスタ並みの大きな出力電流」とあります。今回使ったものも、inara1さんは
フォトダイオードと呼び、秋月ではフォトトランジスタとよんでいます。2本足で
トランジスタ、アノード・カソードでなくコレクタ・エミッタ、ベースはどこへ
行ったんだろうとか考えておりました。「フォトICダイオード」はアンプICが付
加されている「ダイオード」なんでしょうが、「フォトトランジスタ」と「フォト
ダイオード」はどう分類されるのでしょう。



Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/18 (Sun) 10:03

>3mm用キャップが無い
フォトダイオードもΦ5mmにしたほうがいいかもしれません。

NJL7502の中身はフォトトランジスタですね。データシートを見ると、リード線の
長いほうがC(コレクタ)、短いほうがE(エミッタ)と書いてあります。

フォトトランジスタにはベースはありますが、必要ないので、外に端子を出してい
ないだけです。

フォトダイオードもフォトトランジスタも2本足なので外見では区別つきませんが
電気的特性が違います。フォトダイオードは、普通のダイオードと同様に、順方向
には電流が流れます(通常は逆バイアスをかけて動作させます)。フォトトランジ
スタの場合、暗いところでは、2本足を入れ替えても電流は流れません(トランジ
スタのベースをオープンにしてコレクタ-エミッタ間に電圧をかけたのと同じ)。

さきほどNJL7502で調べたところ、両方向とも電流が流れなかったのでフォトトラ
ンジスタに間違いなさそうです。

同じ受光面積ならば、フォトトランジスタのほうが電流増幅されている分、感度が
大きくなりますが、受光面はチップサイズのごく一部なので、外見からは受光面積
が分かりませんから、感度が高いからといって必ずしもフォトトランジスタとは言
えないかもしれません。応答速度を高めるために受光面積を小さくしているフォト
トランジスタもあります。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/18 (Sun) 21:46

> データシートを見ると、リード線の長いほうがC(コレクタ)、短いほうがE(エミッタ)と書いてあります。
ええ、それをみてなるほどこれはトランジスタなんだとは思ったのです。

> フォトダイオードは、普通のダイオードと同様に、順方向には電流が流れます
> フォトトランジスタの場合、暗いところでは、2本足を入れ替えても電流は流れません
なるほど。確かに大きな違いですね。

ありがとうございます。またひとつ勉強になりました。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/23 (Fri) 20:12

3mm用拡散キャップが買えたので、フォトトランジスタにかぶせてみました。若干
の改善は見られましたが。頭を平らに落としたものほどではありませんでした。結
局平面化作戦がよいようです。残りの数個、この方法で仕上げます。
フリスクラジオの中でのおやつネタ「急に真っ暗LED」スレッドはこのへんで。

Re: フリスクに入れたいラジオ - inara1

2013/08/23 (Fri) 20:24

拡散キャップはダメですか。感度も落ちてしまうので、照度変化が小さくなってし
まうのでしょうか。

「フリスクに入れたいラジオ」は、darumaさんのご希望通り、フリスクに入ったの
で終了としましょうか。

「急に真っ暗LED」ネタは新規スレッドを立てたほうがいいかもしれません。

ここ(秋月ファンクラブ掲示板)は、電子マスカットさんのように、管理人さんが
出てくるわけではないので、我々の好き放題ですね。

今日は夕方に雨があって(1ヶ月ぶり)、久しぶりに涼しくなりました。このまま
猛暑は終わって欲しいです。

Re: フリスクに入れたいラジオ - daruma

2013/08/23 (Fri) 20:50

> 「急に真っ暗LED」ネタは新規スレッドを立てたほうがいいかもしれません。
いえ、このネタはもう完結ということにしたいと思っています。小ネタですし特に
目新しい展開もありませんし。

北海道はそろそろ秋風です。トンボも見かけました。まだ暑い(と言っても30℃未
満)ときもありますが。